昨年の12月15日、筆者は愛車を一年の定期点検に出すため、横浜のディーラーに車を預けに行った。その際、ガソリンスタンドで洗車を依頼した時に、タイヤの外側のヒビ割れ箇所を指摘された事があったので、タイヤ交換の必要性があるかどうかを診断してもらった。「筆者の車は8万キロ走行時点で4本のタイヤ全てを交換しており、それから2万キロ弱を走行しただけなので、今回はエンジンの重さで摩耗し易い前輪二本だけの交換でよろしい」とのお返事であった。後輪は2015年1月の車検時に交換する事とした。タイヤ一本だけで3万もするので、これが妥当かもしれない。筆者はパーツが供給される限り、現在の車に乗り続けたいが、登録後10年以上を経過すると年々自動車税負担が増すし、故障がちにもなり維持費が嵩んで来る。なので、新車への買い替え時期を検討せざるを得なくなって来た。2015年10月から消費税が10%に増税されるが、同時に自動車取得税が廃止されるため、実質0.5%程度の増税幅に留まる事から、自動車購入に関してだけは増税の影響が少ない。新車価格が二千万程度のBMW760ilならば10万程度の増額で済む。なので焦って買い替える必要性はなく、車検切れを迎える前月の2016年12月に買い替える事に決めた。横浜のディーラーでBMWを購入する場合は、毎年12月が一番安く購入できるそうだ。その理由を尋ねたら、「暮れに車を購入する人が少ないのに加え、決算を控えた販売店事情もあるから」と担当者は答えた。
ディーラーに車を預けた後、筆者は、横浜駅西口にある横浜ベイシェラトンホテルに向かった。このホテルには外資系の名称が付いているが、経営主体は相鉄ホテルグループだそうで、2階部分が横浜高島屋と屋根付きの連絡橋で結ばれている。横浜高島屋と隣接する商業施設の相鉄ジョイナスとは営業時間内ならば自由に行き来が出来る構造になっており、両社は相互に互恵関係にある。午前11時頃に28階にあるフレンチレストラン「ベイビュー」にお邪魔したら、既に予約客らしき年配グループがいておしゃべりに興じていた。メニューを見たら、前菜、スープ、魚料理、肉料理、デザートのフルコースがたったの4220円と言う、佐渡の「ラ・プラージュ」さん顔負けの安さだったので、混雑するに違いないと思い、その場で席を予約しておいた。このホテルでも御多分に漏れず、食材偽装が発覚しており、その謝罪文がいまだに掲示されていた。午前11時半の開店が近づくと続々と予約客が集結し始めた。その理由が安さと眺望の良さである事は明白だが、高級ホテルのフレンチレストランが開店前からこんなに混むのを見たら何だか嫌な予感がした。案の定案内された席は夜はバーに変身するバーカウンター席で、眺望こそ良かったものの、10席ほどあるカウンター席は、筆者の左隣を除き全席満席で、落ち着かないことおびただしかった。ナプキンは紙製でおしぼりも使い捨てと明らかにコストを下げた上での低料金設定であった。
4月2日の日記:小保方氏のSTAP細胞論文疑惑に関する理研の最終調査結果が昨日公表された。「電気泳動の写真の切り貼り行為は改ざん、過去の博士論文からの画像転用は捏造」との厳しい判断内容だった。これに対し小保方氏はこの期に及んでも、「電気泳動写真の切り貼りは行ったところでそもそもメリットがないのでやる意味がない。行ったのはデーターを綺麗に見せるため」と強弁した。改ざんを行った事自体を彼女は認めており、意図しようがしまいが、そしてどう屁理屈を付けようが、それは不正行為そのものであり、論文撤回は勿論の事、理研の内部規定に照らせば懲戒免職に値する不祥事である。どうもこの女、ああ言えばこう言う式の、かつてのオウムの上祐のような言い訳女のように思えてならない。「盗用行為が指摘されている、出回っている博士論文は下書きに過ぎない」と言ってみたり、「博士論文からの画像流用は悪意なきミスで、真正画像は別に存在する」と言ったり、保身に躍起のようだが彼女自身が会見すれば仔細は多少明らかになるだろう。会見が実現すれば言い訳に終始するのは目に見えているが、墓穴を掘ったり逆切れ会見になれば「第二の佐村河内会見」になる可能性がある。会見時の髪型はロングヘアーをばっさり切ったショートカットで、付け睫毛なしの控えめメークに、ヴイヴイアンウエストウッドのピアスや指輪も付けずに登場するだろう。
食材偽装に関する謝罪文
お水をお願いした
洋酒の数々
クリスマスリース
ランドマークタワー、横浜そごう、ベイブリッジなどが見える
テーブルセッテイング