こちら黒金町の4階です。

静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

「台風の当たり年かな?」

2014-10-14 | Weblog

先週10月6日(月)早朝、雨が強風にのってまるでたたきつけてくる様であった。台風18号は太平洋沿岸を通過していくものと思っていたところ、「ちょっと寄り道」とでもいう様に浜松に上陸し、県内に大変な被害をもたらす結果となった。

そして今週も、さらに大型の台風の上陸とつながり、正に踏んだり蹴ったりという有様であった。

このところの自然の猛威に、我々はどう対処して行けば良いのやら、ほとほと困惑をしてしまう。ただできる事は、全ての事象に<想定外>を持ち込まず<有り得る>との前提で、事前に可能な対策をとる事だけであろう。「あなたの命を守るため、最善の対策をお取り下さい」との警報を違和感なく人々が受け入れられるようになってきた事は、そうした自覚が芽生えてきた事と、また自分を守る事ができるのは結局自分自身でしかない!と言う事の覚悟が出来てきたと理解すればよいのであろうか?

奇しくも私の住む街で、18号台風によって初めて避難勧告が出された。しかしその情報を聞いた時、風雨は最強、指定されている地区の地区センターまたは公会堂に避難しに出ていく事の方がよほど危険な状況にあった。結果として、自分で我が家の周囲の状況を確認しつつ、自己責任において判断をする以外にないのでありました。

今回の19号台風については、当市では相当早くから避難勧告が出されて、更に自治会からも避難勧告の連絡が回ってきました。前回の避難勧告は防災無線での通知だけで、おまけにどこが避難場所なのかも連絡が無かったが、今回は「地区センター」が避難場所としてしっかり連絡があった。結果、お隣の老夫婦家族の方と相談(何かあったらすぐ我が家に連絡して下さいとお話し)して、避難はしないで家で様子を見る事とした。

自己責任における自己判断・・・・しかし、そのためには判断材料となる各種の情報が我々の手元にある事が重要になる。情報はいろいろな機関から発信されているのであろうが、それぞれバラバラに発信されており、我々も必要に迫られた時だけその情報を頼りにする。普段、不断の努力を欠いている事も事実である。

我々に一番身近な自治体や自治会に情報はどの様に届いているのか? または各自治体はそれぞれの情報をどの様に収集して、どのような判定で取捨選択し、どのような形で住民に知らせてくれるのか? 我々の手元に届くまでに情報が変質してしまう事はないのか? 

台風のニュースを終日テレビで見ながら・・・・そんな心配は不要な事だと笑い飛ばしてしまえば良いのだが・・・・。

                                    (M)