こちら黒金町の4階です。

静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

介護保険の学習会

2006-12-26 | Weblog
 労福協の取組み課題として「介護保険」がある。2005年制度改正以降特に重要性が増した感が強い。「地域包括支援センター」しかり「予防介護」しかりで対応、対処に非常に苦慮するところである。老々介護、独居老人問題等々悲惨な事例も珍しくない此の頃でもある。どんな対応が出来るのか?個人々の問題として、社会の問題として、地域で考えていかなければならないだろう。労福協も年々問題意識を高めつつ「学習の場」「活動の場」を設定してきた。今年度も明年2月頃「学習会」を計画中だ。「年金」「医療費」「介護保険料」「税金」高齢者にとって「安心して生活」出来ぬ不安な時代・どうも避けて通れそうもない。皆で、地域で、考え行動する為の一助となる活動を労福協も積極的に実践していきたい。(K)

やさしい言葉

2006-12-26 | Weblog
Nさんが、どうしてもブログに書いてほしいことがあると言っています。
過去の経験からこのようなケースではあまり良い話があったことはありません。

昨日、仕事帰りに静岡伊勢丹に寄って帰ったそうです。
階段を使って上の階に行こうとしたとき、足を踏み外して転倒してしまいました。「きゃぁぁぁぁ」という本人の叫び声と「ズドーンッ」その転んだ音がフロアー中に響いたかどうかは…。
そこに蹲ると店員の方がやってきて、「大丈夫ですか」と声をかけてくれたそうです。
「はい、大丈夫です。ただ、足を踏み外すなんて、もう歳ですよね。」と言ったところ「そんなことはありませんよ。きっとお疲れなんですね。」と返してくれたそうです。

普通は問いかけに「そんなことありませんよ。」だけで終わってしまうとか「まだまだお若いですよ」というマニュアル的な答えが返ってきて終わってしまうところですが、とっさに出る言葉として「きっとお疲れなんですね。」という自分の考えてもいなかった返事をいただいたことで、その一言に感激したとのことです。
社員教育なのか、個人の対応なのかは定かではありませんが、接客態度としては120点の対応だったようです。
たった一言が、翌日まで楽しい気持ちにさせてくれるなんて。言葉の大切さをあらためて感じた出来事でした。
(体験者N 報告者SH)