欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

祝いの夜

2008-07-21 | poem
重い扉を開けると、ロウソクの炎が。
まばゆいばかりの光がわたしを照らす。
凍てつく寒さも忘れて、古びた帽子や手袋も取りさり。
部屋の中にはたくさんの笑顔が。
明るい空気とおいしそうな匂いが立ちこめている。

わたしは人々の笑顔を見ながら、歩みを進め。
ひときわ明るいクロスの前へ。
頭をさげて目をつぶり、胸の奥に明るみを感じながら、祈りを捧げる。
どうか主の御心がここに届きますように。
どうか人の心に愛が灯り続けますように。

雪の降り続く夜。人々と喜び合う示しの日。
たくさんの明かりと笑顔、おいしい料理にかこまれて。
窓の向こうは漆黒の闇だけど。部屋の中には熱いほどの愛が。
笑うむこうにクロスの輝き。愛を喜び祝う夜。
雪はやがてやんで、冴え冴えとした星の輝きをみる。


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