欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

わたしの前に横たわるもの

2011-06-07 | poem


いつも同じ態度をとるのね。
冷たくわたしを見つめて、かさかさの心になにが足りない?とささやいているかのように・・。
わかっているのよ。それでも口に出せないわたしの存在をとがめているの?
激しい嫌悪感を武器にひた走っていく人もいるわ。
ただ、わたしはそんな人とは違う。じっとしてもいられないし、走っていくこともしない。
どうすればいいのかわからなくなるのよ。そんないらだった顔をあなたはいつも冷たく見てるだけ・・。
表立って救ってくれるわけでもないし、いるかいないかのささやかな存在感をいつもわたしの前に示しているだけ・・。
うんざりするわ。激しくののしりたくなるのよ。
それでもなにもしないわたしがここにいるし、これからもそんなわたしで生きていくのよ、きっと・・。
なくならないなにかがいつもわたしの中にあるのよ。それが嫌いでいるのが問題なんだって、それはわかっているんだけど・・。
ねぇ、なにかささやいてくれない? 小声でいいから・・。なにか違った刺激が欲しいのよ。
心が壊れない程度の・・。甘いささやきなんて期待してないから・・。
ねぇ、なにか聞かせて。声を頼りにもう少し心を深く探ってみるから・・。
ねぇ、声を響かせて。自分の中にあるものを確かめたいのよ。
別の面にヒカリがあたるかもしれないから・・。
それをこれからの力に変えていきたいのよ、きっと今のわたしは・・。


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