欅並木をのぼった左手にあるお店

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天使のささやき

2010-11-04 | poem
天使がささやきます。
"あなたたちの身元を守るのはわたしたちの仕事です。
遠い星からの輝きをあなたたちの心に届けるのもわたしたちの仕事です。
後ろに寄り添うように、わたしたちはいつもあなたたちとともにいます。
遠い昔から、今からも。そして未来も。
時代は影が濃くなりはじめ、豊かに思えるこの街も砂漠のような荒野に似てきています。
愛だけが削られてゆき、ヒカリが失われかけている場所。"
憂いをおびた表情の奥に強い意志が感じられます。天使はなおも言います。
"わたしたちの願いは人が愛とともに生きていくことです。
道理や理屈を無視する訳ではありません。ただこの時代の中で生きる輝きを放つには愛を無視してなにもできないからです。
慈しむとは簡単なことではありません。愛するとは簡単なことではありません。
こんな時代には特に愛の輝きが必要です。
わたしたちはいつも祈り続けているのです。人の中に愛が根づき輝きが増していくようにと。
現実というフィルターを通してみれば、それは不可思議な崇高な行為に思えるかもしれません。
しかし、この星だけを見ず、多くの星々が共存するこの宇宙全体を考えてみると、そこには願いと愛が共存しているのがわるのです。
そして、愛の重要性がその時理解できるはずです。
わたしたちは祈り続けています。
あなたたちに寄り添いながら、この世界の隅々に愛の発露が見てとれるように。
暗闇に輝く美しい愛のヒカリ。それこそが愛の行いであります。
この星の未来をカタチづくるのは、まぎれもなく人の意思であり、愛であります。
暗く寂しい思いの起源は愛の枯渇なのです。人はそこに気づくべきです。
人の心に愛という力が必要だということを。
なにも特別な行いを要求しているわけではありません。
人それぞれの道の中で愛の発露を示していけばよいのです。
わたしたちはそれを導く役割も担っています。
そして、同じ愛を持つ者として人の心に愛というヒカリを灯していきたいと、そんな希望に燃えているのです。"


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