中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

病院統合特別委員会

2010-09-29 23:30:43 | 活動
本日は病院統合特別委員会を傍聴。

4月から独立行政法人化するにあたり、中期目標が提出されたため、それの審議が行われました。
中期目標から中期計画へ落とし込まれ、それを1月末に県に提出しなければなりません。

ですが、まず初めは「なぜ統合か、今の場所で良いのでは」の議論に。


「なぜ統合か」については以前ブログにも書きましたが、医師不足が原因です。
何も手をうたないままでは市民病院自体も立ち行かなくなる状況になりかねませんでした。

新病院はマグネットホスピタル、つまり医師や看護師の方が魅力を感じ集まってくるような病院を目指しています。
そのためには働きやすさはもちろんですが、先進的な医療も重要です。
医師にとって、最先端で働けることは魅力の一つであり、それにより医師不足の解消の一助とします。
以上の観点から、投資を集中し、かつ効率的な運営ができるよう統合することは大きな意味があると思います。
事実、統合が決まってから医師確保も順調に進んでいます。

さて、では場所についてはどうでしょうか。
現在、場所については決定もされていませんし、今回の特別委員会のテーマでもありませんが、傍聴して知ったこと・感じたことを書きたいと思います。

今の場所で増築等で対応できるかどうか。
これは難しいように思います。

理由としては、
①本館は築40年、別館も築20年で、すでに建て替えのタイミングが来ている。
②統合すると600床規模だが、そのような土地はない。
 →入院している方の移動を考えると、新病院が出来上がるまでは今の病院を残さねばならない。
 →そうすると、今の場所のままなら横に建てなければならないが、その土地はない。

それに、県立病院が神野に移った中では、加古川中心部が医療の空白地になってしまっている状況もあります。

以上のことを総合的に考えると、移転はするしかないと思います。

ですが、地域医療を守るため、今の市民病院も有効活用していかねばならないのも当然です。どのような活用をしていくのかはこれから考えねばなりません。

地域医療はどこでも問題になっています。

加古川でも市民と行政がしっかりと理解しあって、地域医療の確保のために動かなくてはいけません。








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