今日は久しぶりに仕事だった。
すっかり体内がサマルカンド時間になっていたので、
町を歩く人がとても速く感じられた。
いつもより空いていたとはいえ、やはり通勤電車にはストレスがある。
なんだろう。この空気は。
サマルカンドで絨毯工場を訪問したときに、
工場の方が、こんな話をしていた。
「絨毯は、他人に喜んでもらって長く使ってもらうもの。
だから、楽しい気持ちで作ることが大切。
もし悲しい気持ちだと、悲しい絨毯になってしまう」
日本では「真面目にやりなさい」と注意されそうなくらい
笑い声に満ちた職場だった。
私は楽しんで仕事ができるかなあ、と思いながら仕事場に行った。
日本では、必死な顔をしていないと真面目にやっていないように思われることも多い。
決して結果をださなくても、必死な顔をしているだけで免罪符になることもあるし、
やせ我慢でへっちゃらな顔をしていると、余裕があるならもっとやってよ、と仕事が増え、
結果は出していても、それに比例するほど給料は増えないことがよくある。
だから、目一杯やっているように演出して、
自分のやったことが最大限の評価を得られるようにと願うこともある。
なんとも本末転倒だ。
すべては、他人とのパワーバランスから出てくることにすぎない。
だから、少し、全般的にペースを変えてみようと思った。
すっかり体内がサマルカンド時間になっていたので、
町を歩く人がとても速く感じられた。
いつもより空いていたとはいえ、やはり通勤電車にはストレスがある。
なんだろう。この空気は。
サマルカンドで絨毯工場を訪問したときに、
工場の方が、こんな話をしていた。
「絨毯は、他人に喜んでもらって長く使ってもらうもの。
だから、楽しい気持ちで作ることが大切。
もし悲しい気持ちだと、悲しい絨毯になってしまう」
日本では「真面目にやりなさい」と注意されそうなくらい
笑い声に満ちた職場だった。
私は楽しんで仕事ができるかなあ、と思いながら仕事場に行った。
日本では、必死な顔をしていないと真面目にやっていないように思われることも多い。
決して結果をださなくても、必死な顔をしているだけで免罪符になることもあるし、
やせ我慢でへっちゃらな顔をしていると、余裕があるならもっとやってよ、と仕事が増え、
結果は出していても、それに比例するほど給料は増えないことがよくある。
だから、目一杯やっているように演出して、
自分のやったことが最大限の評価を得られるようにと願うこともある。
なんとも本末転倒だ。
すべては、他人とのパワーバランスから出てくることにすぎない。
だから、少し、全般的にペースを変えてみようと思った。