今日の明け方、いい夢を見た。
なんと、ラフマニノフのピアノコンサートに行くという、
現実では絶対にあり得ない夢。
なぜか、私はコンサートの裏方、
しかも入り口かロビーの警備係をやっている。
もちろん演奏が始まる時間になったら、
警備などは放ったらかして、内緒でコンサート会場内に入った。
見つからないようにこっそり2階席にもぐりこむと、
舞台上にラフマニノフが入って来た。
なぜか、ラフマニノフだけが白黒だ。
白黒の写真しか見たことがないからだろう。
ピアノの前に座り、さっと鍵盤に指を置いた。
観客のすべてがラフマニノフに集中し、しんと静まり返った。
こんなとき、なぜかこれが夢だと知っている。
だから起こさないでくれ、起きないでくれ、と頭の片隅で祈っている。
せめて最初の音だけでも聴かせてほしい。
夢が散ってしまわないように、ひたすら意識を集中する。
でも、ここから先の記憶があやふやだ。
結局、聴けなかったのだと思う。
それでも、あの高揚感を味わえただけでも、いい夢だったと思う。
これこそがファン心理。
なんと、ラフマニノフのピアノコンサートに行くという、
現実では絶対にあり得ない夢。
なぜか、私はコンサートの裏方、
しかも入り口かロビーの警備係をやっている。
もちろん演奏が始まる時間になったら、
警備などは放ったらかして、内緒でコンサート会場内に入った。
見つからないようにこっそり2階席にもぐりこむと、
舞台上にラフマニノフが入って来た。
なぜか、ラフマニノフだけが白黒だ。
白黒の写真しか見たことがないからだろう。
ピアノの前に座り、さっと鍵盤に指を置いた。
観客のすべてがラフマニノフに集中し、しんと静まり返った。
こんなとき、なぜかこれが夢だと知っている。
だから起こさないでくれ、起きないでくれ、と頭の片隅で祈っている。
せめて最初の音だけでも聴かせてほしい。
夢が散ってしまわないように、ひたすら意識を集中する。
でも、ここから先の記憶があやふやだ。
結局、聴けなかったのだと思う。
それでも、あの高揚感を味わえただけでも、いい夢だったと思う。
これこそがファン心理。