ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

英会話の試練

2014-12-10 14:39:07 | Weblog
ここ数日、柄にもなく英語を話す機会があった。
英語が母国語ではない国の人だったけれど、相手は英語ペラペラの外国人。
まず頭の中を中国語OSにして、そこから英語に変換。
私の外国語モードは1つだけなのだ。

英語と中国語の語順は似ているとはいえ、違う言語。
とっさのときには、中国語を口走ってしまう。
まあ、これはしょうがないことだ。

中国語なら、これもあれも言えるのに、英語だと単語がわからん!
というフラストレーションを乗り越え、なんとか中学英語で会話。
一番盛り上がったのは、ウズベキスタンのサマルカンドやボハラの
イスラム建築は美しい、という話題だった。

そういうと、なんだよ、結構英語が話せんじゃないか、と自分でも錯覚するが、
単語というか、固有名詞を並べただけ。
中央アジアの文化の礎となり、大いなる遺産を残した偉大なるティムール帝国。
お互いに同じ知識を持っている者同士であれば、
固有名詞を繋げるだけで、次なる連想や
相手のイメージを想像でき、共感し、盛り上がることができる。

そして次なる話題は、儒教は中国の宗教かどうか、というものだった。
Confucianismと言われ、最初は何のことかさっぱり。
相手が「中国のこんなんとか」というので、
「あ~。こんずー、孔子か」と思って、儒教とわかった。

儒教は宗教というよりも、国の秩序を構築するための道徳を説いたもので、
これは、皇帝が統治するための道具に近いと思う、みたいなことを言ったら、
なるほど~とのこと。
ついでに、中国大陸、台湾、日本で使われている漢字の違いを説明して、
そうなんだ~、一緒なんだと思ってたよ、と言われた。

よかった。2時間くらいは十分盛り上がれる共通のネタがあって。

英語、もっと話せると、楽しいんだろうなあ。と、今更ながら思う。


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1 コメント

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Unknown (友人X)
2014-12-18 22:10:14
貴女なら、ヤル気になれば道程はそれほどでもないはず。
ヤル気になればね。
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