ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

新しい文字を覚える

2014-05-27 00:57:59 | Weblog
チベット語の文字の書き取り練習をやっていて、なかなか文字の格好がつかなかったので、
先生に「きれいな手書きの文字をお手本にしたいから、見本がほしいです。
そういうサイトないですか?」と、メッセージを送ったら、
「今度、カリグラフィー用のセットをあげるよ。書体見本とペンね」と、やさしい返事をくれた。

ありがたいのだけど、私がイメージしていたのは、
小学校一年生の国語の教科書で、手書き風の文字が
「さくら さくら さくらが さいた」みたいに並んでいるものだったのだけど、
先生はいきなり、小学校一年生に毛筆の書道セットをくれるような勢いだ。

確かに、仏教経典を書くために発達してきた硬筆と書体見本は、すごくほしい。
やってみたい。
が、いきなりそれ?

私が四苦八苦しているのは、友人が呼ぶところの「へ音記号」が、
どっから生えて、どこにくっつのか、というような、もっと初歩的なもの。
例えば「དུ」。この下にくっついている「へ音記号」の横になったやつが、
バッチリと決まるようにすぐ書ける日本人は少ないと思う。
「ཅོ」と「ཙི」なんて、見分けがつくように書くの、大変よ。

という、アホらしい言葉が言えず、
先生との会話は基本、中国語で行われることもあり、
次回の授業では、そのまま喜んで、
カリグラフィーセットを受け取っていることだろうと思う。

先生が手書きしたのを、写メで送ってくれるだけでも、よかったんだけどな~。

中国語は、発音は難しかったけど、文字は基本的に楽だったから、
この書き順がわからないようなチベット文字にちょっと戸惑い中。


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1 コメント

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Unknown (永とも)
2014-05-27 07:08:25
日本の“お習字”(書道じゃなくて)は文字と文字を乗せているバックのいわゆる空間の美みたいなバランスが求められるけれど、カリグラフィーになると、こちらはデザインの世界で、両者は微妙にニュアンスが異なるね。でも、カリグラフィーのペンというのは、簡単には手に入らないと思うから貴重なものを提供してくれると言っているのでは?
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