ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

プレゼン

2010-04-19 20:49:13 | Weblog
今日は、映像と音響の勉強会に行った。
参加するのは何回目だろうか。
参加している人のなかにも顔見知りが増え、
気軽に立ち話ができるようになって、
ずいぶん馴染んでいる自分を再確認して少し可笑しかった。

毎回、発表をする常連さんもいれば、
新規参入を考えている会社のプレゼンもある。
当然ながら、話が上手な人も、そうでない人もいる。

丸一日、いろんな人のプレゼンを聞いて、
眠くなって意識が飛んだのは2回だった。
聞いていなきゃ、と思ったけど、
あまりにも語り口調に抑揚がなくて、飽きてしまったのが1回。
まったく興味がない話のうえに、だからどうなのか、
というオチになかなかたどりつかなくて、
結局オチたのかどうかもわからないくらい眠ってしまったのが1回。

今回に限って言えば、私が集中力をキープするためには、
口調のテンポがいいこと、
話はコンパクトにまとめて、それを積み重ねるような展開にしてくれること、
この2つが鍵だったようだ。

つまりは、「シナリオ」なのだと思う。
カリスマ性のある人なんて、本当に少ない。
だから、普通の人がプレゼンするなら、やはり「シナリオ」は大切だと思う。
この「シナリオ」は、プレゼンのときだけのものではなくて、
その人の生き様に通じる。
だから、プレゼンに向く人もいれば、向かない人もいる。

そして、プレゼンに向く人が、ふだん営業成績がいいとは限らないし、
逆に、プレゼンに向かない人でも、営業成績がいい人はいる。
日本の近視の人と、アフリカの遠視の人を、
たったひとつのものさしで測ることができないのと同じだ。

この先、もし私がプレゼンをする機会があったら、
「これを言いに来たんだな」と、
なにかひとつ印象に残るような話し方をしたいと思う。