ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

ウズベキスタン まとめ1

2010-04-29 01:23:01 | Weblog
時差の影響、帰りの飛行機で5時間も昼寝したので、まだ眠くない。
当日のブログでは書かなかったけど、印象に残っていることを書いておこうと思う。

●列車の2等席
タシケントからサマルカンドへ向かう列車の席は、2等のなかでもいい席だった。
前に広い机があり、新聞まで置かれている。読めないけど。

机の上に、ペットボトルが2つ乗っていて、
あら、気が利くわね。と思ったのだけど、これを飲むとお金を払うということを後で知った。
飲まなくてよかった。
まあ、飲んだとしても、たいした金額ではない。きっと50円くらい。
コップは、この車両の人はタダで借りられるのと、お湯は自由に飲めるのはすばらしい。
あと、モニタでDVDを流している。
ミュージックビデオや、演劇などがかかっていた。


●列車からの風景
放牧と、とても大規模な農場をよく見かけた。
大勢の人数で一緒に農作業しているところもあり、ソビエト時代の名残かな、と思った。
あと、サマルカンドからブハラへ向かう列車からは、
遠くに、何かの採掘場のような大規模な建物をよく見かけた。
ウズベキスタンは地下資源が豊富だというから、そういった施設だったのかもしれない。


●ティムール
ウズベキスタンにとって、一番の英雄は、やはりティムールなのだろう。
どこへ行ってもティムールは人気だったし、像があった。
もしかしたらソビエトから独立して、よりティムールがクローズアップされているのかもしれない。
建国の父として。

ティムールのお墓であるグリ・アミール廟で、はじめてイスラムのお祈りに参加させてもらった。
両手を顔の前でお椀のようなかたちにする。
お祈りが終わると、両手で顔を洗うように上から下へなでる。
おばちゃんたちのお祈りの声を聞きながら、その真似をしていると、
手のひらの上に暖かいなにかが宿るような、不思議な感覚があった。


●鳥
ウズベキスタンでよく見かけた美しい鳥がいる。
でも、なんとなくカラスの親戚のような気がする。
黒、白、青の3色が美しい鳥なんだけど。
ネパールのカラスは、羽だけが灰色で、日本のカラスより少し小さく、
あまりこわい印象ではなかったことを思い出した。


●排水溝
昔の建物は、石畳のどこかに排水溝がある。
とてもオシャレで、建物の一部として美しい。
もしかしたら地下に水をためる施設があるのではないかと思ったけど、確かめていない。
サマルカンドは、とても自然が豊かな土地で、その自然をとことん愛している人たちが住んでいる。
共存していると感じた。
そして、共存しているからこそ、みんなの自然であり、
遠く旅を続けて来た旅人には、きっと一番いい木陰を笑顔とともにすすめただろうと思う。


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