ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

サクラ

2012-03-31 22:46:46 | Weblog
昨日、上海にある国際学校の発表会を見に行き、
ダライ・ラマ法王がおっしゃる
「日本人はもっと英語を勉強して、自分の言葉で世界に発信することを考えたほうがいい」という提言を
身にしみて感じた。

自分の言葉で話すこと。
母語でも外国語でも、それが基本だと思う。
言葉でなくてもいい。絵でも音楽でも、自分の言葉であることが大切だ。

さて、昨晩、シャワーカーテンを吊るしているつっかえ棒がダメになったので、
昼間、近くのスーパーに買いに行きがてら見つけたサクラ。

白い。



白いサクラが大好き。

結局、つっかえ棒は見つからなくて、
そのうち、カルフールに買いに行かなければならない感じ。
とりあえず、ガムテープで補強して、ごまかして使っている。
これが長持ちするようなら、このままでもいい。
どうせ、上海だし。

朝、中国人の同僚が、「今日から4月4日まで、新浪微博に新規投稿ができないんです」と
残念そうに言っていた。
中国版ツイッターに対し、北京の中共が、書込み禁止措置を出したらしい。
中共らしいアホさ加減。

いったいいつまで続けるんだろうなあ。
なんて書くと、また自宅からのネットの繋がりが悪くなるんだけど。

怒ってしまった

2012-03-31 00:54:38 | Weblog
今日は、久しぶりに昼食時に怒った。
単に、レストランでオーダーが通っていなかったからで、
中国ではよくあることなんだけど。

何度もせっついて、確認しろって言ったのに、
店員にはへらへら笑われて、結局オーダーが通っていなかった。

私たちよりずっと後から来た隣の席の人の料理が先に出てきたから、
「こっちはどうなってる!」と、へらへらしてるおばはんに言った。
すると、さも当然というように、
「隣も同じ物を注文してる。隣は1つ注文した。あなたたちは2つ注文した。
いま1つしかないんだから隣が先でいいだろう」と言われたので、
ずっとにらみ続けていたら、最後に半分向こうを向きながら「なによ、ごめん」と言って、
そのままどこかへ逃げて行った。
思わず「バカ!」と言ってしまった。

間違ったのなら、ちゃんと謝れ。
のらくら辻褄のあわない言い訳するな。
ったく、3歳児でも、もう少し善悪の判断はついてるよ。

で、さも当然というように、もう一度オーダーを取り直しに来た。
結局、オーダーが通ってなかったんだったら、隣が先、こっちが先などと言う
以前の問題だろう!

そして、極めつけに頼んだ物と違う物が出てきたから、またまた怒ったら、
その後、若いお兄ちゃんが謝りに来た。
若いから謝る役を押し付けられちゃった、という感じ。
でも、ちゃんと謝ってくれたから、そういう人には怒りません。
もう間違った物でもいいよ。食べるから。
1時過ぎてんだから。

文化大革命の時期に幼少期を送ったような年代の人は、
特に「文化」がない傾向が強い。
そんな人に怒ってもしょうがないのになあ。

OKY

2012-03-29 22:54:23 | Weblog
なんだかAirMacの調子が悪い。
明日には、iPadが届きそうというタイミングでなぜこうだ。
中国でApple製品を使おうというほうが間違っているのかもしれない。

最近、よく思うんだけど、
なぜ中国人は、かくも自分のことを話したがるのか。
ある人が相談を持ちかけても、
結局は、「俺ってヤツは」っていう話しにすりかわってゆき、
次第に話す気を失う。

これは中国人同士でも同じで、
相談者側が、どんどん冷めてゆくのが、ひたひたと感じられる。
それでも、語っているほうはいい気持ちらしくて、ドンドン続ける。
つまり、KYばかりだ。

そういえば、駐在員がよく使う言葉に、OKYという言葉がある。

最初、「おまえ、くうき、よめない」かと思ったのだけど、
「おまえ、きて、やってみろ」だと知って大爆笑した。
確かに、日本の本社は何もわからず、
あれやこれや、注文ばかりをつける。

まあ、どこの会社も、似たようなもんだ。

買った

2012-03-28 22:06:54 | Weblog
AppleStoreからリンクがはられているインターネットバンキングなのに、
Macでは振込の作業ができないという、まさに中国的なトラップ満載のなか、
しぶしぶWindowsを引っ張り出してきた。

Windowsなら、確かに振込ができる。
が、大衆版では、一回の振込限度額が300元まで。
桁がひとつ足りない。

ということで、朝9時の開店とともに銀行に入り、
貴賓版というのに申し込んできた。
手数料30元なり。

インターネットバンキングで1回に振り込める手数料や、
外国の銀行に振り込む限度額等が自分で設定できる。
今後、日本に帰ることを考えると、このほうが便利だろう。

何やらシステムが入ったUSBをもらって、帰宅後さっそく設定。
どうやら、申込んだ人の干支の模様が入っているUSBをもらえるようなんだけど、
1年ずれてた。
で、インストールしていたら、
中国語が・・・、化ける。
WindowsのOSが日本語だからねえ・・・。

まあ、なんとか設定が終わって、AppleStoreから届いたメールを開き、
さっそく振込手続きを開始。

日本だとさんざん、「振り込みまっせ、よいですね?」と聞かれるのに、
中国の銀行では、パスワードを入力しただけで、いつの間にか支払い終了。
「支払い!」みたいなボタンをクリックすることもなく、
「いいですね、間違いないですね」と聞かれることもなかった。
ついでに、支払い完了という画面が表示されることもなく、
するりとAppleStoreのトップ画面に戻った。

おいおいおいおいおいおい。
不安じゃねーか。

ということで、買ってしまった。iPad2。

中国らしい不便さ

2012-03-28 00:34:31 | Weblog
今日は、ほぼ1日仕事をせず、
ずっとiPad2を買おうかどうしようか迷っていた。

何度もAppleStoreのページを開き、
いろいろなネットショップを開き、
iPad2を使っている人の意見を聞き、
いろいろな人にブツブツ話して、多大なる迷惑をかけ、
仕事が終わって、Appleの店舗に行った。

というのも、ネットショップを利用したくても、
中国の銀行のシステムがWindowsのみの対応なので、
Macからは支払いが完了できないから!!!!!!

で、お店に行くと、お目当てのiPad2、32GBのホワイトは売り切れ、と。
ネットショップには在庫あるのになあぜ? と聞いたら、
「え~、ないだろう。試しに見てみようか・・・、あ、あった。ネットで買いなよ」と。

むぐぐぐぐ。
それができるなら、そうしてるんじゃい!
会社のいかにもハッキングされてるようなWindowsから
オンラインバンキングに繋ぐのはいやだし。

黒ならあったから、黒にしようかと1分ほど迷ったけど、
やはり黒と白を並べてみると、白がいい。

ということで、結局買わなかった。

とりあえず、やっぱり気が変わってほしくなったときのために、
家に帰ってから、AppleStoreで予約だけ入れておいた。
キャンセルできるし。

いくら中国がWindows海賊版の天国とはいえ、
Appleのオンラインストアからオンラインバンキングにリンクされているんだから、
支払いさせてくれよ。
このへんの不便さが、中国らしい。

2012-03-26 23:28:29 | Weblog
上海は、というか中国は、水圧が低い。
シャワーの水量が足りなく感じて、スッキリしない。
そして、そんなシャワーで頭髪をガシガシ流しながらいつも思う。

こんなに水不足だから、そして水が汚染されているから、
中国は日本の水源を買いあさっているんだよな。
これは、由々しき問題だ、と。

ということで、自治体が外資に土地を買われてしまうことに対して
防衛しようと動き始めたことはいいことだと思うし、
それにしても遅過ぎるだろう!という気もする。

日本に帰って、自宅のお風呂に入ると、本当に幸せな気持ちになる。
お湯はやわらかく、シャワーの水量はゆたかで、水温の調節も細かくできる。
たったこれだけのことなのに、本当に幸せ。
この環境は、守らないといけない。

今日、会社を出たら、西の空に、星が3つ並んでいた。
三日月の上側と下側にひとつずつ。
あれは、金星・月・木星だったんだな。

上海でも、金星と木星くらい大きな星だと、見えることがある。
そんな日は、得した気分になる。

春の散歩

2012-03-25 16:40:03 | Weblog
今日も上海はいい天気ゆえ散歩。
バスを乗り継いで、玉佛寺まで。

百度で、バスを調べて行ったのだが、バス路線の案内が間違っていて、
目当てのバスに乗れず、なんとなく迂回しながら行った。
こんなことも、なんとなく上海の道がわかってきたからできることなので、
百度に腹を立てるよりも、誇らしい気分を味わった。

で、玉佛寺に着くと、たくさんの参拝客(中国人)と外国人旅行客(欧米人と韓国人)。
日本人ツアー客はいなかった。
きっと免税店なんかに連れて行かれているから、来てないんだろう。



中国人は、わりと真剣にお参りをする。
韓国人も、比較的真面目にお参りをする。
欧米人は、単なる観光なので「へ~」という感じ。
で、欧米人のガイドをやっている中国人の声が大きくてうるさい。
張り切り過ぎだ。
そして、欧米人も一緒になってガヤガヤ騒ぐ。
もし彼らの国の教会で、同じように大声で話していたら、きっとムッとするだろうに。

ここの仏さまは、金ぴかだけれど、すごくいいのに。



阿弥陀三尊がいらっしゃる後ろの棟に、ご本尊がいらっしゃる。
入場料とは別料金のあたりが中国らしいけれど、どうしてもお会いしたくなる。

般若心経の額の前を通ると、ご本尊「玉佛」の間。



ご本尊の顔を見た瞬間に、涙が出そうになる。
そのくらい美しい。

写真撮影禁止だし、
いかにも信仰心がなさそうなおばさんが、お布施等の係でいるし、
外国人観光客はうるさいんだけど、
そんなのを凌駕するほどの静謐さがある。

そういえば、約1年前。
上海で就職しようか迷って、このお寺を訪れたときに、
なんだかスッと、落ちたのだった。

龍華寺はどちらかというと賑やかで、元気をもらう感じ。
玉佛寺のほうが落ち着くというか、しずまる感じ。
どちらも好きだけれど、私は玉佛寺のほうが相性があうような気がする。

花見

2012-03-24 14:49:52 | Weblog
ひさしぶりのスッキリとした晴れ。
家から歩いて10分くらいのところにある公園まで、花の写真を撮りに行った。

もう終わりかけ。



モクレンは、日射しが透ける感じがすごく好きだ。



そして、サクラ。



ソメイヨシノとは違うけれど、わたしはこのくらいのサクラのほうが落ち着くな。



サクラの向こうを市バスが通り過ぎて行く。



見事な梅。
だがしかし、先端恐怖症の私は、これ以上は近寄れない。



公園横の道路では、工事をしている人たちがいた。
オレンジ色の服を着ている。



なんだか、上海だし、車が突っ込んできそうなものだけれど、
一番手前の人なんか、座り込んじゃってるし、それじゃ、逃げられない。
などと考えながら帰路につく。



そして道なき道をゆく、外人の歩行者。
辰年なので、龍のかたちに整えられた植木。

歩道をゆくバイク。



これもあれも上海。
少し気分がスッキリした。

出張終了

2012-03-23 21:55:14 | Weblog
昨晩は、ホテルで湯船につかったので、
その後、汗が吹き出て、吹き出て、デトックスで、
たいへん気持ちがよかった。

そして就寝しても汗がとまらず、寝苦しさすら覚えて、
何度も目が覚めた。
どんだけ毒素がたまっていたんだろ。

そんなありがたいホテルの部屋からの眺め。
窓ガラスが少しくもっていた。



蘇州らしさは、まるでない。
水はどこだ。

そして明け方、中国らしいガヤガヤいう音で目が覚めた。
1 すごい高いところにあった部屋なのに、車のクラクションの音が聞こえてきた。
2 部屋の前に、職員用で入り口があって、そこをバッタンバタン開け閉めする
 職員の騒々しさが伝わってきた。

中国人は、音に対して無頓着だから、しょうがない。
結局、高くていいところに泊まっても、ここは中国。

とりあえず、旅行したくなってきた。
蘇州も、そういえば、ちゃんと行ったことがない。
春だし、そろそろ旅行計画を立てようと思ったところで、
むかし上海には飛来しなかった黄砂が、徐々にやってきていることに気づく。

あれが飛んでると、体調悪くなるんだよなあ。

ともあれ、弾丸ツアーの出張終了。

違和感

2012-03-22 23:06:55 | Weblog
今日は、本格日本料理のお店に行き、おいしい和食をいただいた。
ひとつだけ違和感があったのは、味噌汁にレンゲが入っていたこと。



一緒にいた中国人たちは、レンゲですくって飲んでいたので、
しかもレンゲが来ていない人は「レンゲがない!」と言っていたので、
これが中国式のスープの飲み方なんだろうと思う。

が、味噌汁をレンゲですくうって、やっぱり隣の人がやっているのを見るだけでも、
すごく変な感じがした。

和食だけれども、味わい方は中華。
郷に入っては・・・、なんだけど、きれいに食べてほしいんだよなあ。

そして、日本酒を中国式の乾杯で飲み干す人たち。
きっと帰り道、何人かは撃沈していただろうと信じる。
中国人は意外に、清酒に弱いから。

とはいえ、一気飲みするには、適さない味と香りだと思うんだけど。
日本酒は。