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ニユーイヤーバロックコンサート2007 島田真千子&大塚直哉

2007年01月03日 | 音楽(コンサート)
今年の聴きはじめ・・・。

○日時 2007年1月3日(水) 14時05分~15時50分
○会場 あづみ野コンサートホール
○演奏 島田真千子(ヴァイオリン)
    大塚直哉(チェンバロ)
○プログラム    
コレルリ  ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ作品5-10
J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番BWV1005
J.S.バッハ ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタホ短調BWV1023
J.S.バッハ ヴァイオリンソナタ第3番ホ長調BWV1016
アンコール
   J.S.バッハ G線上のアリア

これは、大阪在住のサイトウキネン・ファンH氏が中心となって活動しているDIVERTIMENTOが主催しているコンサート。今回が第10回目という。サイトウキネンオーケストラのメンバーを主に、ここあづみ野コンサートホールを会場に、独自の企画をしている。私もH氏の紹介で、第5回目から聴いている。今回の島田さんは確か3回目の招聘だと思う。常連のアーティストだ。
島田さん、もともとバロック音楽の演奏が好きで、確か前回のコンサートでもそのような話が出ていて、今回チェンバロとの共演となったようだ。チェンバリストは、若手だがバロックの専門家大塚さん。今回のチェンバロは、地元安曇野在住「チェンバロ工房 穂高クラヴィーア」の吉岡さん製作のもの。チェンバロは、大きな音が出ないので、100人程度のこのホールにぴったりだと思う。バロック弓でノンヴィブラートのヴァイオリンと響きもベストマッチ。
演奏は、コレルリのソナタ1曲とバッハのソナタ3曲(うち1曲無伴奏)。コレルリは冒頭だったせいか、若干硬い表情だったが、バッハでは、引き締まってかつ柔和な表情の演奏に変わり、特に後半の2曲は素晴らしい出来。ブラボーも出ていた。
そういえば、最後のBWV1016は、昔カセットテープに録音したFM放送音源をよく聴いていたな・・・って思い出した。未だ、その最終楽章のメロディが脳裏を駆け巡っている。
今年も、良い音楽でスタートした・・・っていう感じ!

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