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金環日食に向けて(長野県は北限界線が通っています)

2012年01月22日 | 2012金環日食
1月22日付け信濃毎日新聞の、NIE新聞で学ぼうの欄に「5月楽しみな金環日食」という記事があった。
5月21日に観測できる金環日食。今年に入ってから、ほかのマスコミ誌やテレビ等で紹介され始めている。また天文業界においても、いかに観測するか論議が始まっている。

今回の金環日食。多くの人が自宅にいながら金環日食を観測でき、リング状になった太陽が観察できるという大変貴重な機会である。ことに長野県では金環が見られる地域、金環帯の北側の限界線が通過している。この北限界線、もっと具体的に言うと塩尻市~東御市付近を通過している。この線より北側では金環にならず、部分日食にとどまる。
中信地区で言うなら、塩尻市は全域が金環帯に入っているが、隣りの松本市は村井~寿~中山地籍は金環帯に入るが、それより北側は部分日食にとどまることになる。さらに北の安曇野市も部分日食。
北限界線付近では、欠けた太陽がリング状につながるかつながらないか…という状態が比較的長く続き、スリリングな観測が期待できるであろう。そうした特殊な観測条件がそろっているのである。

地方紙においては、そうした地域性を紹介してほしい。
信毎の記事。内容においては全国一般的な内容で残念であったが、近くなってくれば、長野県ではどう観測できるのか具体的な情報提供がなされることを期待したい。


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