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STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

♪ サロンコンサート 89th

2013年11月17日 | 音楽(コンサート)


○日時 2013年11月17日(日) 14時~16時
○場所 市民タイムスお塩尻ホール
○演奏 武井英哉(チェロ)
    木内栄(チェンバロ、ピアノ)
○プログラム
 スカルラッティ:ピアノソナタト長調Kk.35
 ヴィヴァルディ:チェロソナタホ短調RV.40
 バッハ:平均律曲集第1巻より、プレリュードとフーガ第1番~第3番BWV.846~848
 バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV.1007
 ベートーヴェン:チェロソナタ第3番イ長調 作品69
アンコール2曲

セバスチャン企画によるサロンコンサート。久しぶりに聴きに行きました。
前半の3曲は、木内さんのチェンバロによる演奏(伴奏)です。スカルラッティは、以前はピアノ演奏でしたが、最近はチェンバロを使うようになりました。当時の楽器を使うことは良いことですね。でも、平均律はアンコールではピアノでしたが。(グノーのアヴェマリアということで、チェロ共演で)
武井さんのチェロ、実に雄弁で、ヴィヴァルディのソナタも、ベートーヴェンのソナタも実に良かったです。無伴奏チェロも、本日初挑戦だったそうですが、意欲的に演奏されていて聴きごたえありました。
今後、さらに伸びていきそうな予感があります。次回演奏されるチャンスがありましたら、聴きに行きたいと思います。



さて、このサロンコンサートでは、休憩の時間にオリジナルケーキと、コーヒー(または、ジュース、ワインも)のサービスがあるのですが、プログラムに掲載されている写真で、ふたつあるケーキの写真が載っていた人には、ケーキをもうひとつサービスしてくれます。
今回当たりました!

♪ J・S・Bach Vol.Ⅷ 品川聖&北谷直樹デュオリサイタル

2013年10月24日 | 音楽(コンサート)

○日時 2013年10月24日(木)19時00分~20時30分
○会場 あがたの森文化会館
○演奏 品川聖(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
    北谷直樹(チェンバロ)
○曲目 J・S・バッハ ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第1番ト長調BWV1027
           平均律クラヴィーア曲集第1巻より前奏曲とフーガ第15番ト長調BWV860
           ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第2番ニ長調BWV1028
           平均律クラヴィーア曲集第2巻より前奏曲とフーガ第18番嬰ト短調BWV887
           ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第3番ト短調BWV1029
   アンコール   G線上のアリア

7月の安曇野に引き続き、品川さんのヴィオラ・ダ・ガンバを聴くことができた。
それも、ガンバ・ソナタ全3曲。
会場は、あがたの森の講堂。重要文化財に指定されている、木のぬくもりのあるこの建物。ヴィオラ・ダ・ガンバの響きが良く似合う。
今回は、チェンバロ伴奏の北谷さんの演奏が良かった。情感たっぷりの演奏で、品川さんを良く引き立てていた。

写真は演奏終了後、和装装飾のチェンバロを撮影させていただきました。


♪ 2013サイトウ・キネン・フェスティバル松本「オーケストラコンサート」

2013年09月03日 | 音楽(コンサート)






○日時 2013年9月3日(火)19時05分~21時10分
○会場 キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
○演奏 サイトウ・キネン・オーケストラ
    フルート:ジャック・ズーン
オーボエ:フィリップ・トーンドゥル
指揮:大野和士
○プログラム
    モーツァルト:交響曲第33番変ロ長調 K319
リゲティ:フルート、オーボエと管弦楽のための二重協奏曲(日本初演)
 アンコール:フルート、オーボエのデュオ2曲
R・シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」作品30

サイトウ・キネンの新しい幕開け、2001年宇宙の旅・・・

大野和士さん、9年ぶりのサイトウ・キネンでした。
リゲティの日本初演とツァラトゥストラという意欲的なプログラムです。
何日か前の市民タイムスの記事に、大野さんのインタビューが載っていましたが、映画2001年宇宙の旅を意識したプログラムのような発言がありました。この映画には、有名なツァラトゥストラの序奏部のほか、リゲティの曲、美しく青きドナウなどが使われています。映画で使われているリゲティの曲は別の曲なのですが・・・。プログラムでは古典派の曲から、ワルツっぽい曲として、モーツァルトの33番、そしてリゲティ、ツァラトゥストラ・・・という選曲です。

ステージ入場の時、サイトウ・キネンではオケメンバーと指揮者が一緒に入るのですが、今回は、オケメンバーが入場しチューニング後指揮者が入るという通常のスタイルでした。
大げさかもしれませんが、サイトウ・キネンの新しい幕開け・・・という印象を持ちました。

演奏ですが。
モーツァルトは端正な演奏。コンサートの導入部として、これも良いかなと思いました。
リゲティは、日本初演とのこと。ヴァイオリンパートがない変則的な編成で、舞台転換にちょっと時間がかかりました。曲は違うのですが、確かに2001年に使われていた曲に似た曲想でありました。緊張感あふれる、フルートとオーボエの特殊奏法が聴かれました。聴き応え十分。予想外に、ここでソロのアンコール2曲。
後半のツァラトゥストラ。生演奏で聴く機会はあまりありません。大編成のステージもなかなか壮観です。冒頭の序奏部、しっかりと決まっていました。今年のメンバーは、昨年と比べて金管が見劣りしている印象がありましたが、そんなことは微塵も感じさせない引き締まった素晴らしいトーンを奏でていました。結構、複雑な曲想もあります。部分的に荒削りに感じられる部分もありましたが、それも演奏の勢いによるものなのでしょう。甘酸っぱく華麗なオーケストラを堪能したという印象です。

小澤征爾さんも聴きに来られたようです。



♪ 2013サイトウ・キネン・フェスティバル松本「ふれあいコンサートⅢ」

2013年08月30日 | 音楽(コンサート)



○日時 2013年8月30日(金)19時00分~20時50分
○会場 松本市ザ・ハーモニーホール
○演奏 川本嘉子(ヴィオラ)。イズー・シュア(チェロ)、ジャック・ズーン(フルート)、マニュエル・ピルツ(オーボエ)、フィリップ・トーンドゥル(オーボエ)、森枝繭子(オーボエ)、ウィルアム・ハジンズ(クラリネット)、キャサリン・ハジンズ(クラリネット)、ロブ・ウィアー(ファゴット)、近衛一(ファゴット)、ジュリア・パイラント(ホルン)、猶井正幸(ホルン)、吉野直子(ハープ)、
    
○プログラム
    モーツァルト:アダージョとロンド ハ短調K617
    カーター:フルートとチェロのための「魔法をかけられたプレリュード」
    ラヴェル:ソナチネ
    モーツアルト:セレナード第11番 変ホ長調K375
 アンコール:セレナード第11番のメンバーとフルートのジャック・ズーンを交えてグノーの小交響曲

ハープと木管アンサンブルのプログラム。
心地良い響きと素晴らしい演奏・音楽を堪能しました。

お客さんには、ネームプレートを首から提げた若い方、楽器を持った方がいらして、小澤征爾音楽塾のメンバーかと思います。サイトウ・キネン・オーケストラメンバーも何人か、オペラの指揮者ドゥネーヴさん、歌手の方も聴きにいらしていました。

アダージョとロンド(フルート、オーボエ、ヴィオラ、チェロ、ハープ)は、グラスハーモニカの曲だったでしょうか。吉野さんのハープが冴えていました。
カーターの曲は無調の現代音楽。フルートとチェロの対峙が見事。
ラヴェル(フルート、チェロ、ハープ)・・・。3っつの楽器のハーモニーが美しい。見事!
セレナード(オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン各2)・・・。モーツアルトらしい愉悦感も交えて、楽章ごと変化のある演奏でした。

終演後、ブラヴォの声の多さ・・・室内楽では珍しいくらいでした。
カーテンコールを繰り返すうちに、セレナードでは下り番だったフルートのズーンさんもステージに。
グノーの小交響曲と、ズーンさんが紹介してアンコール。のびやかな美しいフルートでした。
残ったお客さん、半分くらいスタンディングオーベーションでお開きになりました。

♪ 2013サイトウ・キネン・フェスティバル松本「ふれあいコンサートⅠ」

2013年08月21日 | 音楽(コンサート)




○日時 2013年8月21日(水)19時00分~21時20分
○会場 松本市ザ・ハーモニーホール
○演奏 ミケランジェロ弦楽四重奏団
    原田禎夫(チェロ)
○プログラム
    ハイドン:弦楽四重奏曲第78番 変ロ長調作品78「日の出」
    ショスタコーヴィチ:減額四重奏曲第3番 ヘ長調作品73
    シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D956

充実のクァルテットでした。
サイトウ・キネン・オーケストラメンバーで、オフの方、何人か聴きにいらしていました。
今井信子さんの呼びかけで設立されたミケランジェロ弦楽四重奏団。とても柔らかい響きのアンサンブルを奏でます。今井さんはじめ、いずれも素晴らしい演奏家だと思いますが、個々の技量を発揮するのではなく、統一した響きを求めるよう演奏をされている、と感じました。
ハイドンでは、丸みを帯びた柔軟な響きが新鮮。
ショスタコーヴィチでは、作曲者らしい個性ある尖った音楽・・・楽章を追うにつれてシニカルさが増し、エンディングでは破局を迎えたような無常観が漂い、お客もすぐに拍手できないでいました。演奏もまさに迫真の状況。
休憩をはさんで、チェロの原田さんを迎えてシューベルトの五重奏曲。50分を超える大曲ですが、音楽的に充実した第1、第2楽章が聴きものでした。
演奏後、終演時間も押してきたせいか、すぐに席を立つ人も多かったですが、カーテンコールを繰り返すにつれスタンディングオーベーション。最後はお客さんの3分の1ほどが立ち上がって、素晴らしい演奏を祝福していました。

余談ですが、N列、O列のセンターブロック、スッポリと空席だったのはどうしたことでしょう。


♪ 品川聖 ソロ・Ⅹ

2013年07月06日 | 音楽(コンサート)
○日時 2013年7月6日(土)15時~16時50分
○会場 あづみのコンサートホール
○演奏 品川 聖(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
○プログラム
 T・ヒューム:エア集第1巻よりパヴァーヌ
 ドォマシ:ヴィオル集より組曲第4番ト長調
 M・マレ:ヴィオル集第4巻より「アラベスク」「戯れ」
    ヴィオル集第2巻より「人間の声」
 C・F・アーベル:27の小品より3曲
 田辺恒弥:ヴィオラ・ダ・ガンバのための組曲「道」
 C・F・アーベル:27の小品より3曲
 D・オルティス:装飾変奏法より4つの無伴奏レセルカーダ第2番
 カタロニア民謡:鳥の歌
アンコール
 J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番よりプレリュード

ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の品川さん、あづみのコンサートホールでデビューされ12年目。10回目のソロコンサートだそうです。
このうち、実際聴いたのは4回目くらいでしょうか。
最近2回ほど聴けませんでしたが、ご自身の演奏法も以前より深いものになっているような気がしました。
今回のメインは、新作である田辺恒弥さん作曲の「道」。
道という印象は受けませんでしたが、vヴィオラ・ダ・ガンバ最盛期の17-18世紀の曲とは違う、この楽器の様々な表現方法を使っていて面白く聴けました。最終楽章では、happy birthday to you のメロディも・・・。

ステージ前にマイクを置いてありましたが、収録されたのでしょうか。

♪ 軽井沢町町制施行90周年記念 ダニエル・ハーディング指揮、マーラー・チェンバー・オーケストラ

2013年06月15日 | 音楽(コンサート)


○日時 2013年6月15日(土)15時00分~17時10分
○会場 軽井沢大賀ホール
○演奏 マーラー・チェンバー・オーケストラ
    指揮:ダニエル・ハーディング
    ヴァイオリン:クリスチャン・テツラフ
○プログラム
    ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品61
    ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 作品95「新世界より」
 アンコール
    J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータBWV1006より(テツラフ独奏)
    シューマン:交響曲第3番「ライン」より第5楽章

大賀ホール初体験でした。
素晴らしいホールで素晴らしい演奏を聴くことができてとても幸せです。



ハーディングですが、昨年のサイトウ・キネンに出演し、あのアルプス交響曲の快演ですっかりファンになってしまいました。
マーラー・チェンバー・オーケストラとは、ヨーロッパ、オーストラリアへの演奏ツアーに続き日本に寄り、軽井沢と名古屋の2公演だけという貴重な機会でした。


まず、大賀ホール周辺の矢ケ崎公園にある池周辺の様子。









ベートーヴェンですが、テツラフの演奏は初めて聴きます。
なかなかシャープな演奏スタイルですが、第2楽章の叙情豊かな雰囲気も聴きものでした。
カデンツァは、いろいろな版があるのでしょうか。第1楽章では、ティンパニとの共演もありました。第2楽章の終わりと、第3楽章の半ばにもカデンツァらしいソロがありました。
独奏はクールな演奏なのですが、ハーディングによる伴奏もあってか、テンションの高い熱さを感じました。演奏後のブラヴォもすごい。それに応えて、ソロでアンコール。
新世界もテンション高い演奏。そうした中でも、第2楽章の詩情豊かな雰囲気も格別。

アンコールは名古屋公演のプログラムからシューマンの「ライン交響曲」から。

団員が舞台裏に下がっても拍手が鳴りやまず、ハーディングのソロ・カーテンコールへ!
こんな光景は、実に久しぶりでした。

18時の新幹線に乗り名古屋に移動するという時間がない合間にサイン会も行っていただきました。






♪ アンサンブル of トウキョウ メインホール・リニューアル記念特別演奏会

2013年05月26日 | 音楽(コンサート)
あの響きが甦った!

○日時 2013年5月26日(日)14時05分~16時05分
○会場 松本市音楽文化ホール、メインホール
○演奏 アンサンブル of トウキョウ
    指揮:金 昌国
○ソリスト
    ヴァイオリン:大林修子
    チェロ:河野文昭
    オーボエ:青山聖樹
    クラリネット:山本正治
    ファゴット:水谷上総
    ホルン:山岸博
    ヴァイオリン:平林瑞枝(アンコール)
○プログラム
    モーツァルト 協奏交響曲 変ホ長調 K297b
    ハイドン 協奏交響曲 変ロ長調 作品84
    モーツァルト 交響曲第40番ト短調 K550
 アンコール
    モーツァルト 2つのヴァイオリンのためのコンチェルターネ

2年前の6月、長野県中部地震で被災した音楽文化ホール。メインホール(以前は主ホールと呼んでいた)の改修のため、しばらくこのホールの響きを聴けずにいました。今年4月、改修を終えてリニューアルオープンし、今回はホール主催として初めてのコンサートでありました。

まさに“あの響きが甦った”

からだ全体に包み込まれるような心地よい音響が甦りました。
改修前より、響きが豊かになったのではないでしょうか。

モーツァルトとハイドンの協奏交響曲。4人のソリストによる独奏を交えた曲。実演ではなかなか聴く機会は少ないのではないでしょうか。40番はクラリネットなしの版、反復なしの演奏でした。第2楽章でうっとりしました。3曲とも、充実した演奏で、ホールの豊かな響きに、しばし身をゆだねました。

写真は終演後の様子。帰る皆さんも満足げでした。


♪ アンサンブルセバスチャン室内楽コンサート2013

2013年05月11日 | 音楽(コンサート)


○日時 2013年5月11日(土)13時35分~15時35分
○会場 塩尻市文化会館(レザンホール中ホール)
○演奏 アンサンブルセバスチャン
○プログラム
    パッヘルベル カノンとジグニ長調
    J・S・バッハ ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BMV1060
    モーツアルト ディヴェルティメントニ長調 K136
    モーツアルト アリア「あなたに別れを告げるいとしい人よ、さようなら」 K621
    モーツアルト アリエッタ「御手に口づけ」 K541
    モーツアルト ピアノ協奏曲第23番イ長調 K488
アンコール  モーツアルト ピアノ協奏曲第27番から第2楽章

塩尻市内外で活躍されている音楽家が、木内栄さんのもとに集まり活動しているアンサンブルセバスチャン。その室内楽コンサートが年1回行われており、今年で6回目です。
年々演奏も向上しているように思います。前半のカノンとジグ、ブランデンブルクが良かったです。ブランデンブルクのなかでも最も大規模な第5番を取り上げました。メンバーにチェンバロ(奏者:杉本周介さん)を迎え、オリジナルなスタイルで演奏されました。第1楽章、前半のヴァイオリンとフルートのかけ合い、後半のチェンバロによる長大なカデンツァなど、なかなか聴きごたえありました。プログラム後半では、メインの第23番、木内さんによる弾き振りによる演奏。ニュアンス豊かで、第3楽章の力強さが印象に残りました。


♪ 甘味なる旋律 17世紀イタリア音楽の世界

2013年04月27日 | 音楽(コンサート)
○日時 201f3年4月27日(土)15時00分~16時55分
○会場 塩尻市文化会館(レザンホール中ホール)
○演奏 水内謙一(リコーダー)、川久保洋子(バロック・ヴァイオリン)、ミリアム・リニョル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、村上暁美(チェンバロ/オルガン)、ジュリアン・ウォルフス(チェンバロ/オルガン)
○プログラム メールラ:カンツォーネ「ラ・ストラーダ」
       トウリーニ:2声のソナタ
       フローベルガー:ファンタジア第6番
       チェーザレ:ラ・ジョイア
       メールラ:カンツォーネ「ラ・カッタリーナ」
       チーマ:3声のソナタ
       ガブリエーリ:カンツォン
       グェッリエーリ:3声のソナタ「ラ・ヴィヴィアーニ」
       リッチョ:カンツォン「ラ・グリマネータ」
       ウッチェリーニ:ソナタ第2番
       ファルコリエーリ:フォリアス/ブランド/ラ・スアーヴェ・メロディア/コリアンテ/エロイカ&チャッコーナ
       カステッロ:ソナタ第5番/第12番
 アンコール ファルコリエーリ:ヴァイル



「甘味なる旋律」(ラ・スアーヴェ・メロディア)というタイトルの演奏会。1600年代(17世紀のイタリア音楽を集めたプログラムです。バッハやヘンデルにも影響を与えたバロック初期の音楽。文字通り、甘味なる旋律でゆったりとした時間を過ごすことができました。編成として、チェンバロ2台とオルガンが加わって、曲ごと編成も変わって多彩な内容でした。曲の合間にリコーダー奏者の水内さんによる解説を交え、アンコールのあと、「せっかくですから、楽器を見てもらいましょう!」ということで、お客さんもステージに上がり、演奏者と歓談しながら、アンコール第2部が始まりました。