
10/13(土)のテーマは・・・
給油新法でいいのですか・・・ほか
<コメンテーター>
田岡俊次(朝日ニュースターコメンテーター)
首藤信彦(東海大学教授)
二木啓孝(ジャーナリスト)
下村満子(ジャーナリスト)
横尾和博(社会評論家)
<テーマ>
(1)給油新法でいいのですか
テロ特措法に替わる「給油新法」が、来週17日閣議決定予定で国会に上程されます。
この間の論議でさまざまな疑問が湧いています。
・そもそも米などの公海上での臨検は国際海洋法条約に違反、
それに給油で手を貸す日本は共犯
・米のイラク戦争への転用疑惑
・「石油ルート確保は日本の国益」は本当か?
・アフガンの麻薬撲滅というけれど、麻薬を奨励したのは米でタリバンは取り締まって
いた
(2)日朝かけ引きの行く先は
6者協議、南北会談で急速に進む米朝や南北。日本の外交上「日本敗北、北朝鮮勝利」との
説もあります。おいてきぼりの日本、今後はどうなるのでしょうか。今週の関連記事としては、
政府は9日午前の閣議で、貨客船「万景峰号」など北朝鮮船舶の入港禁止や北朝鮮からの
輸入禁止を定めた制裁措置を、13日に期限が切れた後もさらに半年間延長することを決め
ました。同措置は06年10月に北朝鮮の核実験を受けて閣議決定され、延長は今年4月に
続き2度目で、福田内閣発足後は初めてとなります。
(3)年金問題霧の中
民主党の長妻昭氏が9日の衆院予算委員会で、舛添厚生労働相と初対決しました。長妻氏
に対し、福田政権の看板閣僚である舛添氏は答弁を重ねましたが、内容は「安全運転」路
線で、長妻氏は委員会後、「大臣になった途端に普通の大臣になったな、と。お役所の答弁
で、もう少し枠をはみ出して欲しかった」と記者団に語りました。国民注目の年金問題、今後
はどうなるのでしょうか。
(4)年収200万以下1千万人は誰のせい
民間企業で働く会社員やパート労働者の昨年1年間の平均給与は435万円で、前年に比べ
て2万円少なく、9年連続で減少したことが国税庁の民間給与実態統計調査で分かりました。
年収別でみると、200万円以下の人は前年に比べて42万人増え、1023万人と21年ぶり
に1000万人を超えました。一方、年収が1000万円を超えた人は9万5000人増加して
224万人となり、格差の広がりを示す結果となりました。
(5)富山えん罪に警察の捜査を見る
2002年に強姦(ごうかん)と強姦未遂の2事件で富山県警に逮捕され、実刑判決を受けて
服役後に無実とわかった同県の柳原浩さんの再審の判決で、富山地裁高岡支部は10日、
求刑通り無罪を言い渡しました。弁護側は、県警の高圧的な取り調べが柳原さんを自白に
追い込んだと主張。捜査の経緯を解明するため、取り調べを担当した警察官の証人尋問など
を求めたが、却下されました。えん罪事件を生む警察の強権捜査の問題が浮上しています。
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