goo blog サービス終了のお知らせ 

YAMACHANの雑記帳

山本太郎のれいわ新選組と立憲の小沢一郎を応援しております。
密かに自民公明ゆ党からの政権奪取を夢見ています(苦笑)。

★千代田区2LDKがなんと9万2000円、4月さらに値下げ 実は参院議員宿舎 国民の苦境よそに「特権」温存

2023年03月04日 16時51分20秒 | ●YAMACHANの雑記帳
南棟の家賃が引き下げられる参院麹町議員宿舎=東京都千代田区で、本社ヘリ「おおづる」から

南棟の家賃が引き下げられる参院麹町議員宿舎=東京都千代田区で、本社ヘリ「おおづる」から

 永田町の常識は、世間の非常識。言葉そのままのことが起きている。都心の一等地にたたずむ参院麹町議員宿舎南棟(東京都千代田区)の家賃が、今でも破格に安いのにさらに引き下げることになった。5年ごとに見直すルールに基づき、経年劣化のために減額するという。物価高に苦しむ庶民をよそに、センセイ方は自らの特権温存にいそしむのか。(中沢佳子)

◆値下げ反対は理事会派で維新だけ

 「ただでさえ安いのに、もっと下げるなんておかしい。物価高で暮らしが大変な時に、国民感覚からも値下げは受け入れられない。でも、反対したのは僕だけだった」。東徹参院議員(維新)がため息をつく。
 東氏が理事を務める参院議院運営委員会は2月27日、麹町宿舎南棟の家賃9万2210円を、4月から2568円下げ、8万9642円にすると決めた。経年劣化で5年ごとに家賃が下がる国家公務員宿舎の規則に準じた見直しだという。
 東氏は、周辺の家賃相場からもそぐわないと抵抗した。「そういうルールだから、と理事会で『賛成多数』で押し切られた。理事は僕を含めて与野党の計9人いるが、会派として賛成したということ。結局、自分たちの既得権を守り抜きたいのだろう」

◆周辺の相場 2月は約52万円

 物議を醸す宿舎はどんな物件か。東京メトロ有楽町線麹町駅から歩いて3分ほどに立地し、1997年に完成。地上7階、地下1階の鉄筋コンクリート建てで総戸数52戸。昨年11月時点で、51戸が使われている。
 駐車場や会議室、応接室を備えており、部屋は75平方メートルの2LDK。家賃は97年の完成時は5万3943円。公務員宿舎家賃の改定や5年ごとの見直しに応じて変動してきた。
 「もともと設定した家賃自体、ありえない額。麹町は都内で最高水準の家賃相場エリアで、安くても1平方メートル当たり4000円はする。9万2000円ほどで住めるなら、民間物件だと募集をかけて1時間もたたずに全戸埋まる」と住宅ジャーナリストの榊淳司氏があきれる。
 住宅関連情報サイト「アットホーム」でも、麹町駅周辺の2LDK〜3DKの相場は30万〜40万円台で推移し、2月は約52万4000円にはね上がった。榊氏は一般的に経年劣化による値下げはあるものの、今回は例外だとみる。「築25年なら中古物件として悪くない。ここは議員のために国家予算を投じて建てたのだから、造りも設備もしっかりしているはず。地方選出議員が使うなら単身か少人数だろうから、水回りもさほど傷まない」

◆「特権的な場所にしたのが間違いだった」

 昨年も東京・赤坂の衆院議員宿舎の家賃が値下げされ、世の反発を生んだ。センセイ方の懲りない所業に、政治ジャーナリストの泉宏氏は「国会で議論するべき案件だ。それを委員会で決め、知らんぷりして既得権を享受している。こんなバカな話はない」と批判。取材で何度も訪れたことのある泉氏は、行き届いた設備と豪華さに驚いたという。「寝泊まりでき、国会の活動に必要なスペースがあればいい。特権的な場所にしたのが間違いだった」
 全国市民オンブズマン連絡会議事務局長の新海聡弁護士も「厚遇しすぎだ。議員にかかる費用は必要最低限でいい。議員側はたかが2500円ほどの減額と考えているのだろうが、市民には理解できない」と苦言を呈し、非常識な永田町の常識がまかり通る状況を危ぶむ。「こんなことがあっさり通るなら、人々は政治不信に陥る。政治への無関心を招き、政治参加の意欲をそぎ、まともな議論も成り立たなくなる。結果的に民主主義を窒息させる」
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ★【LIVE】れいわ政治的のど自... | トップ | ★検察は帳簿を押収し、検審を... »

コメントを投稿