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◆【政界地獄耳】原爆投下に関する米政府の閣僚発言 ずれている米に本気で怒れない日本

2024年05月15日 08時08分50秒 | ●YAMACHANの雑記帳

政界地獄耳

★世界は2つの長期化する戦争を抱え、その解決策すら見えない中、本来、世界をリードする役目とその立場であることを幾つもの歴史の中で証明してきた米国が、その任に在らずではないかという出来事が立て続けに起きている。13日、米サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)はイスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘によるパレスチナ人の犠牲について「我々はガザで起きていることを大量虐殺と見なしていない。そのような主張を断固として否定してきた」と苦しい言い訳をした。加担してきたイスラエルが制御不能ながら見捨てるわけにもいかない。それがこの説明だ。ガザ保健当局は、昨年10月7日以降のイスラエル軍によるガザ攻撃で3万5000人以上のパレスチナ人が死亡したと発表した。

★一方、米国政府はイスラエルのさまざまな行為にも「全く受け入れられない」とするが、明確な態度を示さない限り米国の力の衰退を国際社会は極めて深刻に受け止めなければならないだろう。8日、米共和党リンジー・グラム上院議員は上院の歳出委員会小委員会でイスラエルへの武器・弾薬供与の必要性を訴える中で「広島・長崎への原爆投下で負けられない戦争を終わらせた。正しい決断だった」とした。

★この発言に外相・上川陽子は「適切ではない。受け入れることはできない」と国会で答弁、会見で官房長官・林芳正も「多くの尊い命を奪い、病気や障害など言葉に尽くせない苦難を強いた人道上、極めて遺憾な事態をもたらした」「核兵器の使用は国際法の思想的基盤にある人道主義の精神に合致しない」とグラム批判を相次いでするが、グラムは委員会で、原爆投下の認識を問うと米軍制服組トップのブラウン統合参謀本部議長とオースティン国防長官は「世界大戦を止めたと言える」と発言を追認している。むしろ日本政府は米政府の閣僚発言を問題視すべきだ。林はグラム事務所と米政府に抗議したとしているが、米側もずれているが日本側も本気で怒っていない。(K)※敬称略

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