幸福の科学高知 なかまのぶろぐ

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土佐のクジラと、世界一旨い土佐湾の魚。

2015-04-01 21:21:30 | 麗しき光の国 高知

            高知のホエールウォッチング風景

土佐湾にはクジラがいます。

土佐湾にいるクジラには、ある大きな特徴があります。

それは、土佐のクジラは世界で唯一、回遊しないクジラ ということです。

それは、NHKの動物番組でも取り上げられています。http://cgi2.nhk.or.jp/darwin/broadcasting/detail.cgi?sp=p088

毎週日曜日午後7時30分よりテレビ放送 NHKダーウィンが来た(第88回) 「土佐のくじらは池に住む」

 

クジラは、大食漢です。

クジラのエサとなる魚やプランクトンは、栄養の豊富な寒流に多くいます。

寒流の多くは、冷たい海底から湧き上がったものなので、栄養分が豊富です。

反対に暖流は、海の表面を流れているので、栄養分が生き物に食い尽くされていて、海の砂漠と呼ばれます。

 

子クジラは体が小さく、冷たい環境に耐えられないので、親クジラは栄養の乏しい南の海で、約半年間ほぼ飲まず食わずで出産と子育てをします。

そして子クジラが育って、冷たい環境に平気になったら、エサの豊富な北の海で、腹いっぱい食べまくるのですね。

これが、クジラの回遊メカニズムです。

 

エサ場を求めて回遊するクジラが、回遊しないでも暮らせる土佐湾。

それは、大食漢のクジラが、飢えることなく暮らせるだけのエサがあるということです。

これは土佐湾が、世界一豊かな海である証拠だと、もう言い切って良いと思います。

 

もちろん他の海域にも、良い漁場はあるし、おいしいお魚はあると思います。

しかしそこには、そこで生まれ、そこで生き、そこで死んで行くクジラはおりません。

 

では元来、「海の砂漠」と呼ばれる黒潮。

黒潮の流れ込む土佐湾が、なぜこれほどまでに豊かなのでしょうか?

通常ですと、栄養たっぷりですが、海水温の低い寒流と、栄養はほとんどないが、海水温の高い暖流のぶつかるところ(潮目)で、魚のエサであるプランクトンが大量発生します。

その潮目を狙って、小型の魚が集まり、その小型の魚をエサにするカツオや、マグロなどの大型の回遊魚が集まります。

 

 

ですから、寒流と暖流のぶつかる潮目は、良好な漁場となり、その多くは、日本だと東北以北の北の海です。

 しかし、土佐湾は南に位置するので、寒流は到達しません。

どういうことでしょうか?

 

実は土佐湾の海底から、湧き水が上がって来ているらしいのです。

高知県の方ならご存知ですよね。

室戸の海洋深層水・・・というのがありますね。

 

ああいう感じで、土佐湾の海底からは栄養たっぷりの、海底から湧き水が湧き出るポイントが、いくつもあるらしいのです。

 

 

 

つまり、土佐湾自体が、天然の潮目となっているということです。

そう土佐湾は、奇跡の海なのです。

 

ですから高知のお魚は、新鮮だから美味しいのではなく、土佐湾の環境で育つから美味しいということです。

 

つまり、土佐湾で暮らす魚たちは、栄養たっぷりの海域で育っているので、魚自体が超え太っていて、うまみ成分が嘘みたいに多いということです。

ですから高知では、山間部でいただくお魚も美味しいです。

もちろん、港町でいただく方が美味しいですが、山間部であってもおいしくいただけるのは、魚自体のおいしさが圧倒的だからだと思います。

 

  

土佐湾にクジラがいる限り、「高知の魚は、世界一美味いぜョ!」と言い切って良いと私は考えています。

世界で唯一、土佐湾で生まれ土佐湾で死んでいく、土佐のクジラが証人です。

 

そして私は、こういった高知の特殊な環境を生かして、攻めの地域づくりをするべきだとも考えています。

その方法論やアイデアに関しては、ブログ記事で折々、お届けできればと存じますし、またぜひ、読者の皆様方から、ご意見を頂戴できればと存じます。

                               (ばく)

 

 


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