本日も、幸福の科学高知なかまのぶろぐにお越しいただき、本当にありがとうございます。
今絶賛上映中の映画『夜明けを信じて』では、Ari プロダクション所属の新人俳優、田中宏明さんが演じる主人公「一条 悟」を通じて、幸福の科学立宗前の、大川隆法総裁の若き日のエピソードが紹介されています。
映画は、ストレートな表現が多い中で、まるで釈尊の説法の如く、隙もなければソツもない、それでいて、重厚で、一種の緊張感に満ちた内容となっています。
それはやはり、末法の世に降臨した仏陀として、また救世主としての、並々ならぬ責任感が、映画を通して表現されているのではないでしょうか。
さて、世の中には、一代で世界120カ国以上に広がった幸福の科学を作った大川隆法総裁を、まるで「大手商社を辞めて、宗教ビジネスで成功した人」みたいに仰る方もいますが、それはどう考えてもお門違いというか(笑)、やっかみとか嫉妬を超えて、もう、自分以外の人の努力を、決してお認めにならない方なのではないかと、私は考えてしまいます。
前回記事でも書きましたが、大川隆法総裁が、幸福の科学を興す前は、大手商社の幹部候補生でしたが、お辞めになるときは、父兄(共に故人)が興し、破産した塾の後始末のために、それまで事業資金として蓄えていた貯蓄や退職金などを提供したために、総裁ご自身には、1年分の生活資金しか手持ち資金がありませんでした。
そう奇しくも、釈尊仏陀が、カピラバストゥー(今のネパール)という小国の王子であるにもかかわらず、何も持たずに出家したのと同じ構造だった訳です。
大川総裁はその後、最初の信者さんの自宅の一室を借りての、幸福の科学の立ち上げをなさいましたが、父兄の事業の失敗がなければ、もっと良い形での幸福の科学のスタートが切れたかも知れません。
しかし大川隆法総裁は、そういうハンデに負けませんでした。
それだけではありません。
大川総裁は、組織運営において、その後も、驚愕の方法論を選択しております。
それは、自己資金なく始めた宗教活動において、信者さんを募らなかったのです。
これも大川総裁が、人生の分岐点において、決して自己の利益を最重要の価値としていない、確固たる証拠だと、私は言い切ることができます。
どうでしょうか、皆様。
信者さんがいない宗教で、資金をどうやって集めるというのですか?(笑)
生活費は、たった1年分しかありません。
どうしますか?
自他ともに認める俗人である私ならば、張り切って営業をし、信者を募りますね。(笑)
個人相談、病気治し、宗教関連グッズ販売、何でもやります。(爆笑)
これこそが、坊主丸儲けの発想というものですよぉ。
信者さんがいれば、布施などの、現金収入が期待できますからね。
しかし大川隆法総裁は、そうはなさいませんでした。
お父上との共同出版で、印税収入はあったはずですが、事業失敗のために既に使われて残ってはおりません。
新たな出版物の印税収入は、半年後以降に納められます。
また当時の出版物は、一冊あたり2万部くらいしか売れておりませんので、書籍収入は一冊あたり、ざっと200万円くらいですが、印税というものは、どの月にどれくらい収められるかがわからず、サラリーマンの手取り月収のように、計画的な収益の見通しは立てにくい代物です。
そのような状況下で、大川総裁は信者を募らず、むしろ制限なさっていたのです。
有名な入会願書制度、いや、入会試験制度ですね。(笑)
初期の幸福の科学は、会員になるのに入会試験を受けなければなりませんでした。
それは最も大川総裁が、資金面での苦境にあるときに始まっていたのです。
後の経典で大川隆法総裁は、この宗教における、前例のない入会システムについて語っております。
「幸福の科学草創期3年間は、法(教え)を体系化したかった。」
「信者会員が増えると、どうしても教えを固める時間が取れなくなるから、このときは会員数を制限していた。」
これなどもやはり、大川隆法総裁の法に対する、強い責任感の現われだと言わざるを得ないのです。
なぜならば会員制限が、最も資金の見通しのない時期に行われていたからです。
宗教は法が全てです。
創始者在世中は、起こる問題点について、創始者自らが判断を下せます。
しかし創始者帰天後に残された人たちは、創始者の語った言葉(法)や書いたものでしか、物事の判断はできません。
これら幸福の科学草創期における入会願書試験制度は、大川隆法総裁の人類に対する深い慈悲と、強い責任感の現われ以外に、説明がつかない歴史的事実なのです。
この法に対する強い責任感こそ、「仏陀」であり、人類の未来への強い責任感こそ、救世主というものではないでしょうか。
幸福の科学の歴史は、それはすなわち、創始者大川隆法総裁の、強い責任感の歴史でもあるのです。
本日は、幸福の科学公式ホームページより、映画脚本とキャンペーンソング「たとえ世界を敵に回しても」を担当した、大川咲也加さんのインタビュー記事をご紹介いたします。
それではまたのお越しを。
(ばく)
映画『夜明けを信じて。』脚本 大川咲也加インタビュー リアルに追求した「救世主が世に立つまでの軌跡」https://happy-science.jp/sayaka-okawa/interview-yoake-shinjite/
10月16日公開の映画『夜明けを信じて。』は、マドリード国際映画祭の長編外国語映画部門で最高賞にあたる「最優秀作品賞」に輝いたのをはじめ、世界で最も有名なインディペンデント映画祭の一つであるレインダンス映画祭(イギリス)の特別上映作品に決定し、北米で著名なサンディエゴ国際映画祭では昨年の『世界から希望が消えたなら。』に続いて公式選出作品に選ばれるなど、早くも海外で高い評価を受けています。大川咲也加・幸福の科学副理事長が執筆した脚本についても、ニューヨーク映画賞2020年8月度で最優秀長編オリジナル脚本賞、オニロス映画祭(イタリア)最優秀脚本賞を受賞しています。脚本執筆のほか、楽曲編曲やキャンペーンソング歌唱もつとめた大川咲也加副理事長が、本作に込めた思いを語りました。
「悟りを求める姿勢」をより強く描き出す
―― 本作の制作はどのように決まったのでしょうか。
映画『夜明けを信じて。』は、「救世主が世に立つまでの軌跡」というテーマで、『さらば青春、されど青春。』(2018年公開)では描けなかった、より真実に迫った作品としてつくり直すことはできないかというところから企画がスタートしました。
前作との違いとしては、主人公の「悟りを求める姿勢」がより強く描かれていることが特徴です。恋人と別れるか悩むというところではなく、仕事では頑張っていたし、いい人間関係も築いていたけれど、それでも使命のためにすべてを捨てて立つところを、もう少し厳しい目で描いたものになりました。
―― 脚本を書く際に心掛けたことはありますか。
大川隆法総裁先生の実体験に基づいたストーリーなので、偉人伝を書くような気持ちでつくらせていただきました。
総裁先生も、『スパイダーマンに近いのかもしれない』とおっしゃっているのですが、特に霊能力を持ってからは、普通に生活しているように見えるけれども、自分の本当の使命については人に語れない孤独感や、大いなるもののために生きる責任感といったところを描いています。
もしかしたら、聖書などで救世主の人生を学んでいる欧米の方のほうが理解しやすいかもしれません。
リアリティの追求
―― 実体験がベースとなっているだけあって、セリフなども非常にリアルに感じました。
この映画には、当時のご様子が語られた御法話や『若き日のエル・カンターレ』などのご著書の内容のみならず、身近にいらっしゃった方々の守護霊霊言などをもとに、実際の会話や出来事がたくさん盛り込まれています。この作品は、周囲の人の視点をも通して、よりリアルに「救世主が立たれるまでの真実」を描く作品として制作しています。
この映画も『世界から希望が消えたなら。』(2019年公開)と同じく「実話をもとにしたフィクション」ですが、ノンフィクションを書くような気持ちでシナリオを書かせていただきました。
―― 商社で働く主人公の姿も非常に力強く、見ごたえがありました。
今回は「仕事でいかに活躍していたのか」について具体的な事例をいろいろと書かせていただきました。主人公が仕事でも第一線で活躍していたことをはっきり描くことで、主人公が宗教家として立つときに「すべてを捨てた」ということをより強調できたと思います。
また、劇中に登場する業務マニュアルや、社内報、自費出版した詩集などは、総裁先生のお話や実物に基づいて忠実に再現しているので、注目していただきたいです。
「ただ一人往く」という主人公の心情
――主演の一条悟役はどのように決まったのでしょうか。
今回は主演選考のためにオーディションが開催されました。私も立ち会わせていただいたのですが、選考においては、演技ができることはもちろん、霊的に悪しき影響を受けにくいタイプかどうかという点もポイントでした。
また、主人公の持つ真面目さや清廉さ、清潔感、勤勉な姿勢が出せる人かというところ、心の芯の部分に「求道心」を持っているかということなども判断基準としてあり、田中宏明さんが選ばれました。
―― 楽曲からも、主人公の求道心や悟りへの決意などが感じられます。
今回、『夜明けを信じて。』には、総裁先生が作詞・作曲された楽曲を6曲賜りました。
主題歌の「ただ一人往く」は、主人公の心情を歌っているので、それをいかにうまく出せるかというところにいちばんこだわりました。「ただ一人往く」というタイトルだからこそ、前作との違いも明確になりました。環境に翻弄されてすべてを捨てるのではなく、使命を自覚して、自分自身をそうした厳しい環境に持っていっている感じが出たと思います。
―― キャンペーンソング「たとえ世界を敵に回しても」では歌唱も担当されていますね。
歌唱を担当した「たとえ世界を敵に回しても」は、女性の立場から頑張る主人公を励ます曲です。映画『世界から希望が消えたなら。』で、娘の立場から病に倒れたときの総裁先生に向けて歌ったという話をしたことがありますが、今回も、当時の総裁先生を励ます気持ちで歌いました。
また、この曲を含め、総裁先生から賜った6曲は、編曲にも携わらせていただきました。どの曲の歌詞も少し厳しめですが、編曲でもそういう感じが出るよう意識しました。
今までにないくらい「救世主の真実」に迫った作品
――本作に期待を寄せてくださっている方へメッセージをお願いします。
『夜明けを信じて。』は、「救世主が立たれるまでの真実」に、今までにないくらい深く迫った映画だと思います。『さらば青春、されど青春。』とはまったく違った作品になったと感じていますので、前作をご覧くださった方々にも、また新しい映画として楽しんでいただきたいです。
また、映画公開にあわせて、脚本に引き続き、小説も執筆させていただいています。映画と一緒に、ぜひ楽しんでいただけたらありがたいです。
大川隆法 幸福の科学グループ創始者 兼 総裁。
1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。
81年、大悟し、人類救済の大いなる使命を持つ「エル・カンターレ」であることを自覚する。
86年、「幸福の科学」を設立。信者は世界100カ国以上に広がっており、全国・全世界に精舎・支部精舎等を700カ所以上、布教所を約1万カ所展開している。
説法回数は3,150回を超え(うち英語説法150回以上、公開霊言・リーディング1000回以上)、また著作は31言語以上に翻訳され、発刊点数は全世界で2,650書を超える。『太陽の法』(幸福の科学出版刊)をはじめとする著作の多くはベストセラー、ミリオンセラーとなっている。
また、映画「宇宙の法-黎明編-」(アニメ・2018年10月公開) 、「僕の彼女は魔法使い」(実写・2019年2月公開) 、「心霊喫茶『エクストラ』の秘密 -The Real Exorcist-」(実写・2020年5月公開) 、「奇跡との出会い。―心に寄り添う。3―」(ドキュメンタリー・同年8月公開予定)、「夜明けを信じて。」(実写・同年秋公開) など、20作の劇場用映画の製作総指揮・原作・企画のほか、映画の主題歌・挿入歌等、100曲を超える作詞・作曲を手掛けている。
ハッピー・サイエンス・ユニバーシティと学校法人 幸福の科学学園(中学校・高等学校)の創立者、幸福実現党創立者兼総裁、HS政経塾創立者兼名誉塾長、幸福の科学出版(株)創立者、ニュースター・プロダクション(株)会長、ARI Production(株)会長でもある。
映画 「夜明けを信じて」公式サイト https://yoake-shinjite.jp/
『夜明けを信じて。』
10月16日(金)~ 全国ロードショー
製作総指揮・原作:大川隆法
出演:田中宏明、千眼美子、長谷川奈央、並樹史朗、窪塚俊介、芳本美代子、芦川よしみ、石橋保
監督:赤羽博
音楽:水澤有一
脚本:大川咲也加
製作:幸福の科学出版
製作協力:ARI Production、ニュースター・プロダクション
制作プロダクション:ジャンゴフィルム
配給:日活
配給協力:東京テアトル
(c)2020 IRH Press
公式サイト:yoake-shinjite.jp
あたご劇場ホームページ http://neconote.jp/atago/