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気がつけば7月も後半。
とっくに梅雨が明けていなければいけませんが、今年の梅雨明けは難しいかもです。
さて、梅雨に限らず、日本のような温帯に属する地域においては、雨が降るのは、温度差があるからなんですね。
冷たい高気圧と暖かい空気がぶつかると、空気は熱伝導が悪いので、なかなか温度が一定にならずに、暖かい空気は冷たい空気に乗り上げて、上昇気流になります。
上昇気流になると、空気に含まれる湿度は、上空の冷たい環境で冷やされて液体化し、雨になって降ってくるというわけです。
この時期の梅雨の主役は、北のオホーツク高気圧と、南の太平洋高気圧で、梅雨の最初のころはオホーツク高気圧が強いですが、だんだんと夏の高気圧である太平洋高気圧が優勢になってきます。
そして順当に行けば、夏の主役の太平洋高気圧が、オホーツク高気圧を土俵際に寄り切る形で夏が来るというわけですね。
夏がくれば熱中症がとやかく言われ始めるのですけれども、しかしながら、熱中症になりやすいのは、実はこの梅雨時がなりやすいんです。
というのも、梅雨時は湿度が高いからです。
湿度が高いと、洗濯物も乾きにくいですが、それと同じ原理で、汗も乾きにくくなります。
汗というのは、別に体を水冷化しているのではなくて、気化熱で体温を下げる生体の仕組みです。
ですから、いくら汗をかいても、汗が乾かないと、体温が下がりません。
ですので、熱中症の第1のピークは、実は梅雨時なんです。
そして気温が高くなる、これからの時期なんですね。
そして、最近の熱中症の大きな特徴として、夜間や明け方における、家中での熱中症の増加が挙げられます。
これは都市部だけでなく、夜間が涼しいとされる地域においても同様の増加があって、全国的な兆候です。
これは、地球温暖化が要因とされることが多いのですが、問題は別のところにあるという説も有力です。
それは、近代建築物の特徴が要因というものです。
というのも、近年の建築物では、そもそも、当初からエアコンをつける前提で設計されているものが多くなっているからです。
そのような、断熱性や気密性に優れた建築物の中で、エアコンのタイマーを切るとどうなるか。
そう、冷蔵庫などの家電製品の待機電力等で室温が上がってしまい、家の中が魔法瓶状態になってしまう恐れがあるのです。
それだと、もともと体内保水量の少ない乳幼児や、保水力の弱いご高齢者などは、容易に夜間熱中症になってしまいます。
ですから、気密性の高い現代的建築にお住まいの方は、政府の節電要請もあるでしょうけれども、できるだけエアコンを切らずに過ごす工夫が必要かと思います。
熱中症は年間何万人もがかかってしまう、今や日本の国民病となっておるのですから、政府は電気代を安くするよう、工夫するべきだと思いますね。
とにもかくにも、私が一年間で最も苦手なのがこの梅雨時。
体調管理がとても難しいです。
ということで本日は、経典『感化力』(幸福の科学出版)より、体調管理とそれにともなうスランプの脱出法について、大川隆法幸福の科学グループ総裁が述べた部分の抜粋をご紹介いたします。
(ばく)
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スランプの具体的な原因としては、オーバーワーク(過労)が最も多いと思います。
したがって、スランプに陥りそうなときには、「自分の現在の体力や気力、知力で、どの程度までもつか」ということを考えてみて、一週間先、あるいは一カ月先までの行動計画、スケジュールを洗い直してみることが必要です。
その結果、「どうしても無理がある」と思ったならば、適度な休みを入れていく以外に手はありません。「現在の体調からすると、このスケジュールでは少し危ないな」と思ったときには、事前に適度な休みを入れることです。
ときには不眠不休で働かなくてはならないこともあるでしょうが、よい仕事を長く続けていくためには、適度な休みを入れることが大切です。休みを入れた分は別の日に取り返せばよいのです。
しだいに低空飛行になって、地面すれすれを、ふらふらと飛んでいるよりは、いったん着陸し、給油を行い、機体をチェックして、再び飛び上がったほうが、よい結果が出るのです。
「自分に適度な休みを与えることも知恵の一つだ」ということを知ってください。(中略)
スランプといっても、普通のスランプとは少し違い、霊障によるスランプの場合もあります。霊障とは、何らかの悪しき霊的な影響を受けている状態、悪霊に取り憑かれている状態のことです。世の中には霊障の人も多いので、いろいろな人に会っていると、自分も霊障になることがよくあるのです。
霊障になると、憂鬱で不幸感覚が強くなります。ビジョンは暗くなり、物事が悪くなっていきそうに感じられ、消極的な思いが強くなるのです。
そして、肉体はだるく、いらいらして、愚痴っぽくなってきます。
また、判断力が鈍り、明快な結論が出せなくなって、判断を先に延ばすようになります。
さらには、他の人のことをあまりよく思わなくなります。たとえば、他の人に仕事を任せても、きちんとやってくれないような気がするのです。
そのため、「あの人は信用できない。この人も信用できない。自分でやらなければ」と思って発奮するのですが、思ったほどのことはできません。そして、「他人も自分も信用できない。神様も信用できない」という心境になり、ますますスランプに陥っていくのです。
こういう兆候に気づいたときには、「霊障型スランプではないか」と疑ってみてください。単なる体調不良ではないことも多いのです。
人間は、「自分はスーパーマンではないのだから、スランプになることもあるのだ」という認識を持たなくてはなりません。
そして、スランプの兆しを発見したならば、「危ないな」と思うことです。そこから対策が立ちはじめるのです。
『感化力』(幸福の科学出版)P192~200
大川隆法 幸福の科学グループ創始者 兼 総裁。
1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。
81年、大悟し、人類救済の大いなる使命を持つ「エル・カンターレ」であることを自覚する。
86年、「幸福の科学」を設立。信者は世界100カ国以上に広がっており、全国・全世界に精舎・支部精舎等を700カ所以上、布教所を約1万カ所展開している。
説法回数は3,150回を超え(うち英語説法150回以上、公開霊言・リーディング1000回以上)、また著作は31言語以上に翻訳され、発刊点数は全世界で2,650書を超える。『太陽の法』(幸福の科学出版刊)をはじめとする著作の多くはベストセラー、ミリオンセラーとなっている。
また、映画「宇宙の法-黎明編-」(アニメ・2018年10月公開) 、「僕の彼女は魔法使い」(実写・2019年2月公開) 、「心霊喫茶『エクストラ』の秘密 -The Real Exorcist-」(実写・2020年5月公開) 、「奇跡との出会い。―心に寄り添う。3―」(ドキュメンタリー・同年8月公開予定)、「夜明けを信じて。」(実写・同年秋公開) など、20作の劇場用映画の製作総指揮・原作・企画のほか、映画の主題歌・挿入歌等、100曲を超える作詞・作曲を手掛けている。
ハッピー・サイエンス・ユニバーシティと学校法人 幸福の科学学園(中学校・高等学校)の創立者、幸福実現党創立者兼総裁、HS政経塾創立者兼名誉塾長、幸福の科学出版(株)創立者、ニュースター・プロダクション(株)会長、ARI Production(株)会長でもある。
映画 「夜明けを信じて」公式サイト https://yoake-shinjite.jp/
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