幸福の科学児童向け月刊誌「ヘルメスエンジェルス」№258号、「親子で学べる光のことば」より
いじめのない天使の世界をつくろう
学校では善悪がわからなくなっている
今、学校では、いじめがとても流行っていて、とうとう、いじめられて自殺する子どもまで現れてきている。本当に大変な問題だ。
これは、私が日ごろ教えている天使の世界とは、まったく正反対の世界だ。
天使の世界は、愛の心を中心にしている。愛とは、人にやさしくし、人につくし、弱い者を助けることだ。また、苦しんでいる者をなぐさめ、悩んでいる者を導いてあげることだ。
この私の教えと正反対のことが、今、学校で行われている。本当に悲しむべきことだと思う。
善と悪とが、はっきりとわからなくなっているんだろう。
「何が善で、何が悪か。」ということは、仏様、神様の世界を知らなければわからないことだ。
そういった宗教の考え方が、学校教育から長らく遠ざけられてきたために、子どもたちも、さらには、学校の先生たちも、そういう善悪がわからなくなってきていると言っていいだろう。
天使の世界を目指して生きよう
仏や神を信じない人は、正しい心で生きたり、愛の心で生きたりしている人間が、ばかのように見えたり、そんをしているように見えたりしている。
例えば、幸福の科学の教えを守って、うそをつかず、正直に生きている子どもがいるとしよう。その子は、いつも正しいことを求めていて、正しいことを語り、正しい行動をしょうとする。
その一方で、うそをつき放題、人の悪口を言い放題、人をやっつけ放題の子がいるとする。そうすると、一見、悪口を言いたい放題の子、人をなぐったり、けったりし放題の子の方が強くて、正直でうそをつかない子のほうが弱いように見える。
しかし、仏様、神様といわれる方は、あなたがたに「人にやさしくしなさい。人を愛しなさい。正しく生きなさい。」と教えている。
うそをつき続ける人が、最後まで幸福な人生を生きることはできない。うそは、いつか必ずばれて、人々の信用を失い、責められ、まちがいを注意されるようになる。そして、やがて、貧しくなり、あわれな晩年を送り、不幸のうちに死んでいくことになるだろう。
また、人をなぐったり、けったり、傷つけたりした人が、証拠がないために、のうのうと逃げのびることができたとしても、そういう悪いことをした事実は消えない。
その事実は、仏の目に、確かに焼きつけられて記録されているし、あなたがた一人ひとりの心のなかにも、きちっと残っているんだ。
神様は正しい者の味方。正しい者は強くなろう!
正しいことをしている人が、一生、不幸のままということは恐らくないだろうし、悪いことをし続けて幸福になれるということはないだろう。
あなたがたが目指す世界は、天使の世界だ。しいたげられている者、いじめられている者、弱い者をなぐさめ、助けることこそ、天使の仕事だ。
まちがっても、自分がいじめられないために、いじめをする者たちに加わって、弱い子をいじめたりしてはいけない。
正しい生き方をした人は、天使の世界へとのぼっていき、悪い生き方をした人は、悪魔の世界へと落ちていく。
正しい者は強くありなさい。ゆらがない心を持ちなさい。決して負けることなく、ひるむことなく、生きていきなさい。
仏や神があなたがたの味方であるならば、何もおそれることなどない。地上にも悪は数多くあるが、「仏や神に勝てる悪はない。」ということを信じて、毎日毎日を大切に生きていこう。
(おわり)
https://happy-science.jp/info/magazine/2017/28407/
「諸悪莫作・衆善奉行」
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自殺してはいけない本当の理由 - After Suicide -