夜は待望の福臨門!のはずでしたが、実は福臨門は最近
お家騒動があって、ずっと先代の社長と一緒に鍋を振っ
ていた七男さんが新しく「家全七福」という店をオープン。
もともとの福臨門の流れをくむのは七男さんの方!とい
うことで銅鑼湾の「家全七福」に行って来ました。
一皿目はやっぱり広東料理の定番!茹でエビ~~。
と思ったんですけど・・・、
残念ながらこれはとびきりじゃなかった。
残念。
日本人は姿煮を好むけど、本当はバラバラの方が高級な
んですよ~と、辻村さん(ジャッキー・チェンが日本に
来た時には必ず背後霊のようにいる、ジャッキーの専属
通訳さん)が教えてくれました。
ものすごく太い部分だけがまるで麺のように入ったフカ
ヒレに上湯を目の前で注いだスープは、この一杯で予算
の半分のお値段 。でもこのスープは最高。
キヌガサダケ、ガイランと何か(忘れた)の素揚げの炒め物。
赤ハタの揚げ物。
本当は魚の炒め物を頼んだつもりでしたがなぜかフライ
が出て来ました。
ネギと薄いダシ醤油をかけていただきます。
ぜんぜん油っこくなくて美味し~い。
なぜかこの他のお料理(クリスピーチキン、鳩、牛筋の
カレー煮込み、タコ炒飯や中国ソーセージの堡仔飯&お
こげ茶漬け)そして甜品の写真を撮りそこねた~。
しかし、食べながらハッと気がついたんです!
一人予算2万円くらいでは、大したものが食べられない
ということ(号泣)そういえば20年以上前に、円が
もっと強くて香港の物価が笑うほど安かった時代でさえ、
福臨門に行けば2~3人で10万円近くかかっていたも
のね。
大勢で行けば大丈夫かと思ったけど、やっぱり近頃の香
港の物価を考えれば、無謀な予算だったかもです。
期待値が大き過ぎたこともありますが、全体の構成も悪く、
盛り上がりに欠けてしまいました。
一品一品はとても美味しかったんですけどね。
スター★シェフさまご一行に申し訳ないことをしてしまい
ました~。