ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

スター★シェフと行く、爆笑!香港・魚の浮き袋旅行2日目(夜)

2015年10月16日 | 旅行

夜は待望の福臨門!のはずでしたが、実は福臨門は最近

お家騒動があって、ずっと先代の社長と一緒に鍋を振っ

ていた七男さんが新しく「家全七福」という店をオープン。

もともとの福臨門の流れをくむのは七男さんの方!とい

うことで銅鑼湾の「家全七福」に行って来ました

一皿目はやっぱり広東料理の定番!茹でエビ~~。

と思ったんですけど・・・、

残念ながらこれはとびきりじゃなかった

残念

日本人は姿煮を好むけど、本当はバラバラの方が高級な

んですよ~と、辻村さん(ジャッキー・チェンが日本に

来た時には必ず背後霊のようにいる、ジャッキーの専属

通訳さん)が教えてくれました。

ものすごく太い部分だけがまるで麺のように入ったフカ

ヒレに上湯を目の前で注いだスープは、この一杯で予算

の半分のお値段 。でもこのスープは最高

キヌガサダケ、ガイランと何か(忘れた)の素揚げの炒め物。

赤ハタの揚げ物。

本当は魚の炒め物を頼んだつもりでしたがなぜかフライ

が出て来ました。

ネギと薄いダシ醤油をかけていただきます。

ぜんぜん油っこくなくて美味し~い

なぜかこの他のお料理(クリスピーチキン、鳩、牛筋の

カレー煮込み、タコ炒飯や中国ソーセージの堡仔飯&お

こげ茶漬け)そして甜品の写真を撮りそこねた~

しかし、食べながらハッと気がついたんです!

一人予算2万円くらいでは、大したものが食べられない

ということ(号泣)そういえば20年以上前に、円が

もっと強くて香港の物価が笑うほど安かった時代でさえ、

福臨門に行けば2~3人で10万円近くかかっていたも

のね。

大勢で行けば大丈夫かと思ったけど、やっぱり近頃の香

港の物価を考えれば、無謀な予算だったかもです

期待値が大き過ぎたこともありますが、全体の構成も悪く、

盛り上がりに欠けてしまいました

一品一品はとても美味しかったんですけどね

スター★シェフさまご一行に申し訳ないことをしてしまい

ました~


スター★シェフと行く、爆笑!香港・魚の浮き袋旅行2日目(昼)

2015年10月16日 | 旅行

2日目の朝は、通い慣れた羅富記の粥~

これは鮮魚の粥。しゃぶしゃぶのようにして食べる

やつかと思ったら、煮込まれていました。

そのあとはトラムに乗って乾物屋街へ…。

干しエビ、干し貝柱、腸詰めに加え、今回はスター

★シェフ(弟)が、料理を食べたこともないのに魚

の浮袋を購入(チャレンジャー!)

まあ、たしかにフカヒレ、ナマコ以上に、店に並ん

でいる半端ない種類と数の浮袋は盲点でした。

しかも、ビックリするほど高価!!一斤は多すぎる

ので、半斤のまた半分くらいの量で8,000円もした。

昼は香港ミシュランの三ツ星ヌーベル広東料理の

「ボー・イノベーション」へ。

これは突き出しのネギ入り瓦煎餅のようなもの。

こんな風に袋に入って出て来るのが今風だね。

パリでも流行していましたネ。

 一皿とカトラリーのコーディネイトはこんな感じ

この大理石のプレートの上にお皿を乗せます。

ここはワインの持ちこみ料が1本8,000円と言われ

たので、店で頼むことに

シェフ(師)がワインを選んでくれています。

今風の化学的料理方法で作ったこれがヌーベルなチャ

ーシュウパオ!

ゼラチンに包まれた中の液体がチャーシューの味なん

だけど、美味しいですけど、やっぱり食べた気がしな

料理はいかがなものか???と思ふ。

私が選んだのは、フォアグラのソテー。

梅菜の漬物を使ったアイスクリームと青菜のムースを

ソースにしていただきました。

下に敷いてある生姜クッキーがものすごく甘しょっぱく

て不思議な味

メインは鳩。

これは皮がパリパリで中が柔らかくて美味しかった

シイタケとトリュフ味のソルベとレモンの塩漬け

のアイスクリーム。少し乾燥させて味を凝縮させた

スイカのゼリー(?)。

この液体窒素(のようなもの?)は必要なのか??

コーヒー&お茶の器が中国伝統的な形で可愛い

今回一番グッと来た


スター★シェフと行く、爆笑!香港・魚の浮き袋旅行1日目

2015年10月16日 | 旅行

香港に行って来ました~

東京の有名フレンチレストランのスター★シェフ師弟

(本当は3人でしたけど、行けなくなって)2人と、

総勢7名の久々大所帯

1日目は、到着早々名都酒楼で飲茶。香港らしいワゴン

サービスが残る老舗です。実は聘珍樓なので、今店を任

されている社長の息子さんが待っていてくれて、ピーク

の時間が過ぎているにもかかわらずワゴンが押し寄せ、

食べきれない点心をいただきました

夜は西貢で海鮮三昧

私が行くのはほぼ20年ぶり。レイユームンはもうすた

れてしまったらしいのですが、西貢は活気がありました。

たくさんの魚介の前で盛り上がるシェフたち

蟹、海老、貝、蝦蛄、お魚を選んで、好みの調理方法

で料理をしてもらいます

これはウツボ。食べてみたいけど、誰も食べたいとは言

わない

香港名物、巨大シャコ

さっきまで生きていたシャコがこうなりました。

周囲の外人さんや地元民は、刺身や海鮮しゃぶしゃぶを

食べていて、これは昔とは違うな~~!という印象。

次回はしゃぶしゃぶが食べた~い

ワインは銅鑼湾のワトソンズ・ワインでシェフ(師)が

チョイスして買ったものを持ち込みましたが、もう~

それがすべて美味しいのです

けして高いワインではないのに、本当に1本1本に個性

があって流れに物語があって美味しい。さすがでした