この週末は、見ていないあと二人のビリーをどうしても見ておきたくて大阪まで行って来ました。
午後にのんびり大阪入りし、一人でソワレ=川口調くんバージョンを見て、梅田の地下グルメ街で軽く関西お出汁の美味しいお茶漬けをさらっと食べてホテルに直帰。翌朝は早めに佐藤よし子先生と待ち合わせして軽くブランチ。そしていよいよ(私の中の)オーラス中村海琉くんのビリーを一緒に鑑賞しました。
ついに4名のビリーコンプリートきゃーっ。
バレエの上手な渡部君はビリーのイメージより幼く(来年だったらちょうど良かったかも)、利田くんはビリーのイメージとバレエのテクニック的には最高だけど歌がイマイチ。川口くんは歌も踊りも演技もすべてバランスが良いがビリーのイメージよりマイケルの方が似合う印象(丸顔だからか?)。中村くんはバレエのテクニックのみ4人の中ではちょっと劣るけど(他のダンスやタップは問題なし)、特に演技と歌がすごく上手で、ルックスも含め総評としては一番ビリーとして見応えがあったと私は思いました。
やっぱり彼らとは一期一会なので、全員見られて本当に良かった。
この日はカーテンコールの撮影が許されました。前回はビリー全員が集合したり、ちょっとトークがあったりしましたが、今回はなし。コロナで公演が開催しただけでも奇跡的なので多くを望んではいけませんね。
梅田芸術劇場。
左から川口調くん、利田太一くん、中村海琉くん、渡部出日寿くん。
河合慈杏くんのマイケルもかなり上手くなっていました。全体的に東京より熟れてすごく良くなってた。やっぱり早い時期に見ない方がイイということを痛感写真はオフィシャルのTwitterから拝借したもの。
終演後、夕食の予約まで時間があったので、元大阪の迎賓館だったザ・オリエンタルガーデン大阪によし子先生とお茶をしに行きましたが、ティータイム営業はしていなかったので、お庭を散策させてもらいました。
森のような庭園の中にはお茶室が。
夜もきっとステキでしょうね。
大阪駅から5分の都心にあるとは思えない大木の森。
人工の小川も流れています。
お茶室の中。
ここの池には金色の鯉だけがいました。他の池には赤だけとか色分けされていてキレイ。
建物は完ぺきなアールデコ。夜はトーチが焚かれるのね。
今宵は、ミシュランの三ツ星に輝く日本料理店『太庵』へ。
写真NGに気が付かず、1枚だけ撮ってしまいました。
率直な感想としては大阪の日本料理を食べるのは初めてで、京料理とはまったく違うので戸惑いました。もちろんとても美味しいのですが、大阪料理の基準がわからないので何とも言えない。大阪と京都ってこんなに違うのか??とビックリ。京料理が繊細で華やかなイメージだとしたら、太庵の料理は茶色くて地味で骨太な感じ。京都に比べて味付けは濃かった。
帰宅して夫(バリバリのイケズな京都人)に話をしたら「大阪は商人の町だから質実剛健!」”はんなり”とは縁のないお料理なのが当たり前なんだそうです。でも椀物に大きな松茸がゴロゴロ入っていたのは嬉しかった。最後の栗ご飯も大変美味しゅうございました。
翌朝はよし子先生と芦屋で待ち合わせして、近辺の美味しいシャリュキトリやお菓子屋&パン屋さんをわ~~~っ!!っと駆け足で巡って、その後大阪・淀屋橋に戻り先生が大好きな『プレスキル』でランチ。
アミューズブーシュは「ひとくちの口福」。蝶の飾りはアンチョビソースを食紅でピンクに色付けして模ったもの。
紅ズワイガニとキャビアの庭園。ピンクに色付けした大根で囲まれたお花畑。
キノコとシャテーニュ フォアグラのブイヨン。
鱈のブイヤベース風。
鴨胸肉のロティと茄子のコンフィ ブラックベリーのジュ。
店内の様子。こちらのオーナーは日本最古のワイナリー「まるき葡萄酒」だそうです。日本最古のワイナリーはシャトー神谷だと思ってた。3年ほどまるきの方が早いようです(笑)!!
とても状態の良いフロマージュがたくさんあるというので、ワインは飲んでなかったけど少しいただくことに。
これほど多種類のワゴンサービスは最近見かけなくなったので、コーフンしました。
ウオッシュタイプのエポワスと、羊乳のプティ・アグール(もしくはテット・ド・モワンヌ?)。フリルのように花びら状にカットすると、濃厚で甘くまろやかなねっとり感が口の中でほろほろと溶けて行きます。
デセールはジャスミンティーのブリュレと色々楽しめるサツマイモ。秋っぽい。
しつらえが楽しいプティフールの時間。本物の葉巻を管理するケースに、まずは花々に囲まれガラスのボトルに入ったギモーヴ(フランスのマシュマロ)が鎮座。
それを一段外すと中には6種のプティフールが美しく並んでしました。
ギモーヴはこんな風にカットします。
お腹いっぱいだけど、一応全種類いただきました。すべて食後に食べるのにはちょうどいい軽さと甘さで、食べきれないかと思ったけど、ペロリでした。大変美味しかったです。ご馳走様でした。
この後、よし子先生に伊丹空港まで車で送ってもらい帰宅。お忙しい中、2日間まるまるつきあっていただき心から感謝感謝です。
そして翌朝食。よし子先生オススメの店の手作りバター最高。
目玉焼きがブサイクですみません。芦屋のメツゲライ クスダの生ソーセージ。2種類を半分ずつ。すごいぎっしりとした肉を食べてる印象のあまりにも本格的なソーセージに「これは朝ごはんにするにはもったいない!」と、残りを夫がサルシッチャにする!と張り切っていました。
鴨のフォアグラのテリーヌとハムや生ハム、パテ類がお試しでいろいろ入っているメツゲライセット。コルニッションもオリーブもすべてなにもかも素晴らしく美味しかったです!!
芦屋の洋菓子店『ダニエル』で人気のカヌレもお土産に買いました。しっとりとして本当に美味しい。
他にも、前にいただいたタカの塩サブレ-秋バージョン-とか焼き菓子をたくさん買ったので早くアシちゃんに入ってもらわなくちゃ~。食べきれないよ~。