ご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、先日、2023/10/23~27の日経新聞夕刊の
「こころの玉手箱」というコラムに、櫻井哲夫さんが寄稿されていました。
2023/10/26(木)の回のテーマは、ご自身のシグネチャーモデルのヤマハ6弦ベースだったのですが、
そのコラムの中で、グレッグ・ハウとデニス・チェンバースとレコーディングした
名盤『Gentle Hearts』に関する言及がありました。
以下、引用です:
ジンサクを終了したのち、2001年にはソロ作「ジェントル・ハーツ」を発表する。
ギターのグレッグ・ハウ、ドラムのデニス・チェンバースという最高のメンバーに声をかけ、
技術の枠を詰め込んだ作品にしたいと意気込んだ。
単身乗り込んだ米国にも(6弦ベースを)持って行った。
契約書作成や航空券の手配なども自分一人でこなした。
レコーディングはグレッグの自宅兼スタジオ。
まだアレンジが終わっておらず、ジミ・ヘンドリックスのポスターに見守られながら必死で作業した。
そんな状態だったから、現地では演奏よりもディレクションに専念し、ベースの出番はあまりなかったのだが・・・
反省点はあるが、当時の自分のベストは尽くせたと思う。
いやいや、何をおっしゃる・・・
グレッグやデニチェンに負けじと縦横無尽にベース弾きまくっているじゃないですか!
グレッグの自宅でレコーディングした、というのは、当時のインタビュー記事などで読んだ記憶がありました。
そういう環境もファンとしては羨ましいエピソードですよね~
どうしても日本人名義の作品だから、世界的には、あまり注目されなかったアルバムかも知れませんが
でも、今聴いてもやっぱりテクニカル・フュージョンの歴史的名盤の1枚だと思うので、
今からでも注目を浴びることがあれば嬉しいですが・・・
というわけで、皆さん、改めてサブスクで「Gentle Hearts」を聴きましょう!(笑)
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