ROCK O' MOTIVE blog

Co-heyによるギター話、CDレビュー、その他雑記・雑感等

調子はどうだい?

2011-12-11 22:20:50 | guitar

ちょうど1年前ぐらいに購入した、Tom Andersonの7弦ギター。

割と良く弾いていたのですが、ときどきアームダウン~アップを繰り返すと
Lock式トレモロ(Floyd Rose)なのにチューニングが狂うことがあって、
ちょっと悩みのタネでした。
いや、ちょっとどころではなく結構な悩みのタネでした。

全般的にチューニングが狂うのではなく、もっぱら1弦と3弦あたりを
中心に狂う感じでした。(低音弦はそんなに狂わない。)

ブリッジが悪いのか、スプリングが悪いのか、あるいはそもそも
7弦ギターに由来する根本的な構造の問題なのか・・・と。

あるいは最初に張ってあった弦が古いから狂い易いのかも?!と疑って
弦を張り替えたりしてみたのですが一向に改善せず・・・

と言いながら、正直、面倒臭いので、ずっと放ったらかしにしていたのですが、
年を越すにあたって、心に刺さったままのトゲは一つでも多く抜いておきたい!と思って
思い切ってリペアに出しました。

で、調べてもらったところ、ナットを締め付ける土台の部分を
ネックの裏側からボルトで締める際、締め過ぎちゃって
ボルトが上に出過ぎていて、そのせいで、ナットがちゃんと
弦を挟み込めていなかった・・・というのが原因だったとのこと。

Lock式なのにLock出来ていなかった・・・ということで、
まぁ、そりゃチューニング狂うわな、と(苦笑)。

というわけで、ボルトの高さをきちんと調整してもらったので、
無事、チューニングも安定しました。
めでたし、めでたし・・・とさ。

あと、写真にあるように、7弦Floyd Roseは、真ん中の
3弦~5弦部分の3本の弦を1個の長いナット、2本のネジで
締め付けていますが、どうしても3本の弦の太さが違うので、
非常に細かいレベルの話ですがナットの端と端とで微妙に高さも違う
・・・ということで、結構気を遣ってネジを締めないと、
実はちゃんとLock出来ていない、というケースも結構多い、とのことでした。

もし皆様の中で、Floyd Rose7弦ギターを使っていて、
チューニングが安定しないなぁ・・・というお悩みを持つ方がいれば、
ひょっとしたら同じような原因かも知れないので、
一応、一つの症例としてここにご紹介しておきます。

こういうのも、代理店を通さないで個人直輸入したがゆえの
出来事でしょうか・・・。
まぁ、個人輸入は所詮自己責任なので、仕方ないですよね。
運が悪かっただけかもしれません。

っていうか、出荷時にネジの高さ、チューニングの安定性も
ちゃんと確認しないなんて・・・と、これまで抱いていた
Tom Anderson工房の技術への信頼性が
僕の中でちょっと揺らいでしまいましたよ、正直。
出荷後のどこかのプロセスでこうなってしまった、との
可能性も否定しきれないので、確定ではないのですが。
まぁ、月産数百本とか、そんな生産量のメーカーだと
どうしてもそういうこともあるのかもしれませんが・・・。うーむ・・・。


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