怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

温水洗浄便座発見

2015年08月16日 | 何カテゴリーにしようかぁ
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三年前に温水洗浄便座についての記事を書いた。ついに、ドイツで実際にそれを使っている家庭を見つけた。

何気に使っていて「何か懐かしい感じ・・・」と気付いた。この操作ボタン・・・

やっと見つけた洗浄便座。自分の家に付いたかのごとく、得意に思った。
「ドイツは今までにないくらいお金持ち」と新聞の見出しがあったくらいだ。これからどんどんこれが普及して、ついにはウチにも、ともくろんでいる。
昨日の記事のとおり、ウチの家族は「みんなが洗浄便座を持っているからウチも」とはならない人々だけれど、使用感を体験したら、高齢の義両親たちは欲しいと思うかもしれない。
彼らに体験させるため、義母の親族や友人が買ってくれないかな。ああっ、まどろっこしい!夫よ、私が金出すから、買いましょうよっ

追記。
この洗浄便座記事を持ち主に連絡したら、使用状況についての興味深い実際を教えてくれた。
使うのはもっぱら、日本人の彼女だけで、ドイツ人の旦那さんがその必要を感じると風呂場で洗ってしまうのだそう。
お尻全体を洗わないと気が済まないというのは彼だけなのか、ドイツ人一般がそうなのか・・・
ドイツ人向けに洗浄範囲を大きくした製品開発が必要なのかもしれない。





我が道を行く

2015年08月15日 | 物品
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親しくしているアフリカ人男性(既婚、とてもかわいくて学校で優秀な15歳のお嬢さん有り)のWhatsAppプロフィール写真が気に入ったので、本人の許可を得てここで紹介する。

上のアムハラ語が何を意味しているのかは全くわからないけれど、下の英語を否定するものではないだろう。
彼はしばしばプロフィール写真を変更していて「人種や国籍に先入観を持つな」という意味の画像を掲載したこともある。
ある民族、国民が一般的に持っていると思われている特徴を揶揄する有名なジョークがこれだ。
イギリス人「こういうときにこそ紳士は海に飛び込むものです」
ドイツ人「規則ですから飛び込んでください」
アメリカ人「今飛び込めば貴方はヒーローになれるでしょう」
日本人「みなさん飛び込んでいますよ」

彼のプロフィール写真は日本人をどきっとさせるものだろうな。
また、こうしたものを掲げること自体、彼自身もも他に流されやすいことを戒めているのだろうし、そうした自分をメッセージをやり取りする友人たちに披露しているのか、または友人たちも啓発しているのだろう。
みんなが飛び込んでいると、飛び込みたくなるのは日本人だけじゃあない。

ウチは周囲にあわせるようなことをあまりしない。
全然休暇を取らない夫に「私の仲間は皆、休暇旅行に行っています。私も行きたい」と訴えても、
「他の人たちは彼らの人生を生きています、私たちは私たちの生活があります」と答えが来る。
夫が子供の頃も、義両親たちはめったに休暇旅行に行かなかったのだそう。8、9月は、庭仕事の最盛期で、とても家を数週間空けることは無理だからだ。
そうさ、義両親と同居だって、世界的に見ると少数派になっている昨今だ。「絶滅危惧種」と日本在住同居30年の先輩女性が表現していて爆笑した私。
みんなが行く道を外れるのは、結構辛いぞ、試練の毎日。











欧州で人気、日本チーズケーキ

2015年08月14日 | 分けるの面倒になってきた
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ヨーロッパで大人気と言われているチーズケーキの作り方動画。


近所のドイツ人に教えてもらった。「日本のチーズケーキ」なのだそう。
なるほど、この動画はどうも日本で作成されている様子だ。
これがここを初めとする欧州各地で流行っているのか?
真偽を確かめる方法を私は持たないので、欧州在住の日本人の方々に尋ねてみたい。





トルコと中国の共通点

2015年08月13日 | ひとびと
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気温が高く、雨が降らない日々が続くここ周辺地域だ。街の水場には子供どころか大人まで脚をぬらして身体を冷やしている光景が見られる。

数人の仲間でこの公園でピクニックをした。初対面のトルコ人女性は八ヶ月の赤ちゃんと一緒だった。

この子が着ている服が上質できれいだったので撮影させてもらった。顔もとても整っていて将来の美人を容易に期待できる女の子だった。少女マンガみたいに、目に星が三つ四つ見えるんだ!
この子のお母さんがいろいろ話してくれた。
「中国人と話したとき、トルコとの共通点を知ったのよ」
シルクロードはいろいろな物事を東西に広めたのだから、そんなに驚く話ではない。彼女は続けて言った。
「トルコは結婚した夫婦が男性の両親と一緒に住む伝統があるのだけれど、中国もそうらしいの」
う・・・。
シルクロードがテーマではなかったか・・・5秒くらい沈黙してしまった私。
この初対面の女性に自分の苦境を話しても、ドイツとの共通点があることに喜ぶとも思えなかった。
やっと言ったのはこれ。「日本も地方都市や農村部にはそうした暮らし方があります」
それに対し、彼女は「トルコもなくなってきているんですよ。ダンナの両親と暮らすなんて、もう、不可能もいいところですよね。それぞれの夫婦はそれぞれのやり方があるのだから、お互い別に暮らすのは当然ですよね」
なにやら私には後味悪い会話だった。これからときどき彼女と会うことになれば、そのうち、私の同居生活を公開してもいいだろう。
たくさんいるトルコ人女性たちとは、どういうわけかなかなか親しい関係を長続きさせることができない。
トルコは親日、と言われているけれど、一般の人々はほとんど日本に興味を持っていない様子だし。いや、ドイツに住んでいるから日本のことに感心を持つ心理的余裕もないのかな?
日本にもドイツにも、同居嫁はいるんだぞ、と彼女に打ち明ける時が来るだろうか。















食卓マナー

2015年08月12日 | 頑張って食べる
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義母の昔話は時折、驚くようなことを聴けるので結構楽しみでもある。
義母の母親の若い頃の田舎の家庭では、家族全員使える食器の数がなかったそうで、洗面器のような大きな器に料理を入れて、それを囲んでそれぞれが持ったスプーンですくって自分の口に入れていたそうな。
現在でも地球上のあちこちでそうした食べ方をしている人々がいるので、揃えられない貧しさでそうしているとは言いきることはできない。
しかしながら、義母の母親の若い頃は、欧州の上流階級では毎回の食卓に多数の食器を使う習慣とその食卓マナーがあったのだから、貧富の差が非常に激しかったことは間違いない。

ドイツの田舎の普通の経済力の人々が普通にナイフとフォークで食事をするようになって100年も経っていないのか。
ナイフフォークを使って二世代目かもしれない義母によるそれらの使い方講義。

私が「フォークの背に食べ物を載せて食べるマナーは存在するか」と質問したことがきっかけだ。実演モデルは義母。
残りのじゃがいもを使った。

基本、フォークの腹に切ったものを載せて口へ運ぶ。

フォークに刺したまま落ちなければそのまま口へ持っていっても全然マナー違反ではない。
最近私は、切るときにフォークで押さえているその向きを、フォークの腹側に載せるためにくるっと回転させるのが面倒なのだ。
そう、切るときのままの持ち方でその背に食べ物をナイフで載せてちょいと押さえて落ちないようにして口に持っていくのもアリ、なのではないか。昔、それが正式な西洋マナーだとかで日本でもてはやされたらしい。
くるっと持ち替える手間が省けるという点で、とても合理的だ。
義母は「それでは不安定ではないか」と強行に否定した。
そうは言っている義母だけれど、私はすでに何度もフォーク背乗せをやっているんだ。じゃがいもや粘り気ある米飯などは問題なくきちんと食べることができる。何しろ、くるくるフォークをひっくり返す必要がないのは楽だ。
この怠惰な食べ方に義母、義父、夫が気付いたことはない。つまり、食卓マナーの基本、同席している人たちを不快にしない、を楽にクリアーしているだ!

私が箸を食卓でまったく使わなくなってから5,6年。ナイフとフォークの扱いは箸よりずっと簡単だ。
西洋食卓マナーについてのウンチクはたくさんあるだろう。それらはほとんど昔の貴族社会の習慣で、一般民衆はそんなに面倒なことに頓着しないものと感じる。義両親たちが中国と日本へ旅行したとき、彼らの犬食いぶりに驚いたらしい。西洋人に食卓マナーが美しいと思われたいのなら、ナイフフォークの細かい決まりより、犬食いに気をつければ、たぶんそれで大方大丈夫だろう。ナイフフォークの扱いに慣れないのはここの人々が箸を使い慣れないのと同様だと、みんな知っているから大丈夫。





 
近所の友人宅の日曜の昼食(正餐)。どこの家も質素な食生活。ナイフとフォークは一本づつ。
たくさん並ぶレストランなどに行くことは、日本の生活ではたびたびあったがここではまだ経験していない。







暖炉掃除

2015年08月11日 | 家屋
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夏場は庭の手入れや畑の作物の世話などのほかに、暖房設備の準備もしなくてはならない。酷暑の今年の夏にもアリのごとく冬のための準備さ。
灯油購入は灯油が安いときなので、これまで観察したところでは時期はまちまちだ。一気に数十万円分を買うのだから一セントでも安いときを選ぶのは当然かな。
 
この日は暖炉の通気口とでもいうのだろうか、煙突までは行かない部分のすす払いをしていた。作業用の照明器具で緑色に明るくなっている。

こうした小さい扉をもつ部分が家の数箇所にあり、年に一度程度掃除をしなくてはならない。
 
煙突掃除人が持っているようなブラシも登場。
こういうシーンを見るたびに気分が落ち込む。私にできるのだろうか、と。
義母でさえ、義父に任せる部分が多い仕事が多い家の内外の作業だ。
夫は手が汚れる仕事が大嫌い。いや、先週はトイレの詰まりを直してくれたぞ。器具では手に負えなかったらしく、手袋をした手を便器の奥に突っ込んでいた。
その勢いで、煤払い掃除もよろしくね、ウサギ!(夫の愛称の一つ。他にも「ハーゼ」がある)






アフガンハンバーグ

2015年08月10日 | アジア事情
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他人の料理を食べたり、その料理の仕方を見るのは大好きだ。
「ひき肉料理よ」とやり方を見せてくれたアフガニスタン人。ひき肉はもちろんハラール肉。普通のスーパーで買うより少々高めなのが難点なのだそう。値段の高さを嫌って普通の店で肉を買う難民仲間も多いと聞いた。
 
天板を使って、そこでたまねぎをすりおろし、ひき肉とコリアンダーを混ぜていた。調味料は塩だけ。ウコン粉も混ぜていた。天板で肉を捏ねる、という知らなければ斬新な方法。洗い物を減らすエコなやり方、ともいえるぞ。
 
天板を洗うことをせず、ハンバーグ形状にしたひき肉を並べ、トマトを上に載せ、油少々を流し込む。
アルミフォイルで被い、オーブンで約1時間加熱。もっと早く焼いてもいいのだけれど、彼女のやり方はふっくらと焼き上げるためのものだそう。
  
焼きあがったふたきれをいただいた。高いハラール肉を分けてくれて申し訳ないと思ったぞ。撮影するのを忘れてしまったが、西南アジアやトルコなどでよく食べられているらしい大きな丸いパンが添えられた。簡単に二つに割ることができるので、挟んで食べるのだそう。まるで、ハンバーガーそのものじゃあないか。おいしいかった!
何人かの近隣在住アフガニスタン人に彼女らの料理をごちそうになっている。日本人の口に合うものが多いと思う。
極端に辛かったり(好みにもよるので辛く作る人もいる)、油分過多で食べにくかったりすることがほとんどない。見かけは西洋料理のような華やかさに欠けるのだけれど、食べるとおいしい。
難民として先進国のあちこちにいるのだろうから、あなたの近くに住むアフガニスタン人と親しくして、手料理を食べさせてもらうことをお勧めするっ










動物預かり

2015年08月09日 | 動物
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街中で偶然出会った知人にそのまま自宅に招かれ昼食をごちそうになった。私と彼女は食事ができるまで庭の動物たちと遊んでいた。

娘がいる家庭にはうさぎかな。このウサギも「ウサギジャンプ大会」には出ない様子。
 
鳥かごにはカナリア三羽。亀は大小あわせて六匹。
 
庭に落ちているりんごを与えると、大きく口を開けてガツガツ食べていた。「気をつけてね、歯はないけれど、噛まれると痛いのよ」と彼女に注意された。怖いけれど、食べる様子はかわいい。
そんな私の気持ちを察したのか、彼女が私に尋ねた。
「この動物たちをお宅に届けますから、私たちが旅行する四週間、預かってくれませんか」
基本的に動物は何でも好きな私だ。「はい」と答えたものの、出来上がった昼食を食べながらだんだん不安になってきた。「カナリアとか、エサやるのを忘れて簡単に殺しちゃいそうだな」とか「亀って脱走するらしいじゃあないか、ウチのでっかいあの池に逃げ込まれたら捕まらないぞ」とかぐるぐる思考した。
その不安な様子も彼女は察したのか「ご義両親に尋ねてみて、お返事くださいね」と付け加えた。

さて、予想通り、義母に話したら早速大反対。その理由が凄まじい。
①置くところがない・・・・義母はめったに街中の家を訪れたことがないのだろう。ウチがどのくらい住宅密集地のそれより広いのか、よくわかっていないらしい。
②パパの誕生日がある・・・「パパ」とは義父のことだが、義母は私にも「パパ」と言う。あの~、あなたのパパじゃあないし、私のパパでもないよ~、とか思ったのは最初の数年。誕生日に人が来て、ウサギや亀や鳥がいるのは都合が悪いらしい。
何やら無理やり考え出した理由だが、その無理やりぶりに預かりたくない気持ちが滲み出ていて、すぐに降参するしかなかった。

私も不安だったから、義母の反対はラッキーだったかな。帰ってきた夫に尋ねても首をブンブン振るだけだったし。
ウサギと亀と鳥は無事に別の家庭が預かることが決まって、彼女一家は親族や友人の住むポーランドに出発したらしい。
一ヶ月も旅行する人たちは動物を飼ってはいけないぞ、とか思うのはただの嫉妬。個人商店やカフェに「8月末日まで休業」などと張り紙が普通にあるドイツ。「つまんね」と嘆いているドイツに来てから休暇旅行をしたことがない私さ!



タンゴかっこいい

2015年08月08日 | ひとびと
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タンゴ愛好家グループの野外発表会。別の催し物で居合わせたドイツ人女性に「行って見ないか」と誘われたんだ。知らない人とこんな風に声をかけたり誘ったりすることが多いここの生活。(旅行者は知らない人についていかないように!)

プロのダンサーのタンゴはもっと派手だ。女性が男性に支えられて大きく背中をそらせるシーンなど有名だろう。
しかし、この愛好家たちのもかなり妖艶な雰囲気をたたえていて、しばらく見とれてしまった。
 
日本の舞踊は腕の動きが激しいが、西洋や西洋文化が基本の地域のものは脚の動きが重要、と以前のブログ記事にコメントが入ったことで知った。タンゴもまさにそれだな。笑顔でなく、憂う表情を保つのも興味深い。

踊っている人たちはほとんど例外なくすっきりした体型をしていた。エネルギー消費が激しい踊りなのか?
この赤いドレスの女性。鶏がらのように痩せているのだけれど、とてもかっこよかった。透けて見える黒いパンツも妖しさいっぱい。
家に戻って夫に彼女のことを報告した。「痩せてきれいな人もいる」と。
彼は不機嫌になり「りすは太ってください」と言った。
痩せていたところで手足の長さのバランス、頭部の大きさと肩から胸辺りの広さのバランスなど、私と違いは大きすぎる。
ま、私がこの赤いドレスを着ることはまずないので、安心してくれよ、夫~






休憩お知らせ

2015年08月02日 | ドイツ生活の外国
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少々体調を崩してしまった。たいしたことないのだが、コンピューターを見る時間をしばらく制限しようと思うので、ブログを休憩することにした。

そう、眼科に行ってきた。
最近は半時間ほどで一つの記事を仕上げることができる。しかし一度コンピューターを開けると数時間見つめつづけてしまう。
目にも夏休みをあげることにした。日本風に一週間かな。眼科の医師に「かかりつけ医に血液検査をしてもらうこと」と言われたが、私のかかりつけ医は8月いっぱいお休み。うーん、日本だったら閉院したかと思われちゃうぞ!
私もブログやめたかと思われないように、一週間で戻ってくるつもり。

ドーナツ屋閉店

2015年08月01日 | おいしいもの
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この小さい街の繁華街にも2年程前には全くなかったドーナツ屋が数店できた。
が、案の定、人通りの少ないここは半年ほどで閉店してしまった。

いつか行こうと思っていたのにねぇ・・・(いや、思っていなかった)

がらんとした内部に他人事ながら悲しくなってくる。この中心街は徐々に空き店舗が増えてきている印象。

さて、気分を変えるために普段は歩かないところへ行ってみた。街の西の端にある公園。ちょっとした高台になっていて、そこから見える風景の解説などがあった。そうか、こんなところもあったのね。友人が遊びに来たときに案内できるかな。他の街と比較するとあまり魅力がないかもね。
 
夏場の週末には噴水があるんだな!湖畔のビアガーデンでは民族音楽の演奏があって、おばあさんたちが踊っていた。カメラを向ける雰囲気でなかったので、写真掲載断念。いい感じで踊っていたのに。
 
ドイツのイメージではない、でも頻繁に見かける光景もちゃんと撮影して公開。誰が掃除するのかな。あ、難民申請している彼らがやるのかもしれない。飲食した人たちが片付けるのが一番ね!