怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

インゴルシュタットの歩き方⑨お勧め土産

2010年08月23日 | インゴルシュタット観光案内
今日はドイツのどこでも手に入りそうなみやげ物のお勧め。


スーパーなどに売っている各種ソース・スープの素の中で、このBauerntopfが日本人に受け入れられやすい味だそう。
これは、近所の日本人女性に教えてもらったのだが、ウチでは私が来てから一度も食卓に上がったことが無い。
ウチの食料小部屋の「ソースの素保存コーナー」をごそごそ探すと~
あるある~三袋も出てきたぞ。


そのうちの一袋は賞味期限2008年、もっと古いのは上の写真、2006年。
どうして当分食べる予定も無いものをふた袋も買い込んでいたのか、計画性においては抜群の能力の義母も間違いを犯すのね~

で、彼女にこれを食べてみたいことを伝えると難なくOKが~!

一袋は二人分なので、家族4人分のため、古い二袋を使う。
材料も写真ではそれぞれ倍量だ。

ひき肉250グラム、ピーマン200グラム、ジャガイモ300グラム(注意、写真はその倍量)を切る。
ジャガイモはメークインなどの煮崩れしにくいものを使うとよい。
右:これは義母の方法、袋の作り方には載っていないが西洋料理の基本。まず、たまねぎのみじん切りを炒める。



たまねぎを炒めたあとにひき肉を色づくまで炒め、さらに野菜を加えてしばらく炒める。
ここで、義母は鍋が小さいことに気づき、大きな圧力鍋に変更~



250ミリリットルの水を加え、すぐにBauerentopfの素を投入。水の温度が高くなると、溶けにくくなるので注意。
これが日本のカレーの素などとの違いかな~
右、圧力鍋なので沸騰するまで加熱し、火を止める。普通の鍋の場合、約30分煮込む。


出来上がったら、塩コショウで味を調える。中央に白く見えるのは「生クリーム」。
義母は、いや、ドイツ人は野菜の煮物でも何でも仕上げに生クリームを加える様子。
ま、いいけど・・・・(影で泣くりすぅ)
右:盛り付け例。ご飯に良く合うところが日本人としては嬉しい。夫はスパゲティのソースにしている。義父母はこの粘着ご飯が気に入らない様子。
ぱらぱらのご飯のほうがいいらしい、ごめんよ、今日は私に合わせてくれて申し訳ない!
味は・・・う~ん、少々スパイシーなシチューってところかなぁ。どう表現したらいいのだろう。
ともかく、さまざま売られているソースの素のなかで一番日本人の舌にあう、という点と、ドイツの生活を知る、という点でもいいお土産であることは確実だ。



Bauerentopf 読み方 バウエルントプフ
売っている場所 スーパーマーケット各店。
値段 25セント~80セントくらい(30円~100円くらい)
一袋二人分。