怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

夫と博物館へ。

2008年10月05日 | 風景
夫と私はめったに別の街に遊びに行くなどしない。
先週の日曜日は夫の機嫌が良かったのか、私が以前から見てみたかった街に連れて行ってくれた

その前に、夫は投票を済ませた。



これは会場の幼稚園の入り口に掲示されていた投票用紙の見本。
ば、ばかでかい!



車で30分ほどのノイブルク(Neuburg)という街だ。
インゴルシュタットもそうなのだが、残念ながら地球の歩き方には載っていない。
ちらと見たお城が、インゴルシュタットのものと比べて垢抜けた感じだったので是非よく見てみたいものだと思っていた私の希望だった。



これは城の中庭。
いろいろな催し物が開かれていた。
右は夫が「きもちわるい」と撮影した石像。

妙なことに、城内にあるはずの博物館の入り口が見つからない。
周囲をしばらくうろついた。





城周辺の道路は石畳。
ヨーロッパに憧れる日本人の大好きなもののひとつ
夫は石畳が大嫌いだ
「自動車のタイヤが傷む」とか「車の走る音がうるさい」などと言う。
石が並べられている隙間はかなり大きい。
細いヒールの靴などは気をつけないと危険だ。
右の古い服装の女性たちはおそらく城内で開かれていた催し物のスタッフか?
(博物館とは関係なくいろいろ開催されている。目立ったものは帽子のファッションショウ)





これらは夫が「きれい~」と言いながら撮影した建築物。
ふむ、ヨーロッパ人が「きれい」と思うのだからかなりきれいなのだろうな~



インゴルシュタットと同様に、ドナウ川が流れている。



ここの水はうちの方より澄んでいるのか、浅いのか、川底の様子が観察できる。
川岸にはびっしり藻が生えている。
おお~!この藻がドナウ川を緑の水にしているのかしらん?

しばらくうろついた後、再び博物館の入り口を探しに戻った。

ひどく、奥まったところが入り口だった。
おかしい、入場料はどこで支払う?
2,3部屋を抜けた後、職員がいた。
「チケットは、外にあるあそこで売っています」とのこと。

夫は忍耐強いほうだが、このときはキレていた。 プリッ!プリッ!プリッ!
「また戻ってチケットを買って、ここに来たら、博物館は終わりです」
閉館まで後1時間半となっていた。

ここの建造物は大きい上に、看板等で「入り口はこちら」などという案内が少ない。
日本の感覚で街を歩くとその点で失敗することがかなりある。
「でかい看板があるだろう」
まず、ないと思って覚悟したほうがいい。
看板類は街の景観を損ねることをここの人々は本能的に知っているようだ。



私たちは、うろうろした挙句、入場不能でうちに帰ることになったのだぁ~