ドイツ語の問題集をやっていたら、
「猫がいないとき、ねずみは踊る」(Wenn die Katze fort ist, tanzen die Mäuse)
というのが出てきた。
面倒な人や物事がそばにないと自由にできる、という意味をすぐに推測できることわざたが、一応辞書を引いてみた。
「鬼の居ぬ間に洗濯」
へ・・・?
なぜ、洗濯?
鬼って、人々に洗濯を自由にさせないのかしら?
それって・・・
虫がわくまで同じシーツを使わなければならない私のためにあることわざ?
(詳細はこちらもっと洗濯を~)
義母がベルギーに5日間旅行で家を空けることになった。
「洗濯をしよう!」
と、思ったのは言うまでもない。
まだ、誰も一度も使ったことのないバスタブに熱めの湯をはり、長湯しよう。
朝食から遠慮なく、和食にしよう。
などと、忙しく計画していたのだが・・・
義母は妹と旅行するそうで、義父はうちにいる。
それって、さらに面倒くさい。
なぜなら、夫は最近徹底的に義母の料理を食べない。
かといって、私の和風の料理もあまり好まない。
義父に夫の砂糖抜き、脂肪抜き料理を出すわけにいかない。
そういうわけで、2種類の食事を私は用意しなければならないのだ。
もちろん、義母は留守中に私たちが餓えないよう、抜かりなく準備しておいた。
冷凍庫には解凍するだけのシチュー、温めるだけの缶入りスープなどもそろえてくれた。
義母が焼いたこのケーキ、義父のために日持ちするものを選んだらしい。
(ん?わたしは食べてはいけない?)
これは義父の朝食。
野菜をいろいろ切らなくてはならない面倒くさいもの。
いつもは義母が準備。
今日から5日間、しばらく義母パワーからは開放される事となったが、義父が居るのでは自由は半減するどころか、調理の手間が増えるので仕事は増えた。
ま、いいか。
最近義母は私の買い物もうるさく口を出してくる。
これは健康補助食品。
ルテインがたくさん入っている目の健康のためのもの。
半額になっていたので嬉しく購入~
うっかり、食卓の上に置いたままくつろいでいたら、義母が怖い顔で訊いてきた。
「これはなに?」
「め、目のための栄養です・・」
「あなた、目悪いの?それだったら、医者に行きなさい。無駄なものを買ってはいけません」
ここで「これは半額で200円しかしない」とか「PC操作で目が疲れる」などといくらそれらしい理由を言っても、義母が折れることはない。
「はい・・・」
としおらしくしておくしかないのだ。
(医者にいくのだって、お金かかるのにねぇ~)
これは20ユーロが5ユーロ(約700円)と、4分の一になっていた椅子。
シャワー用の椅子で、日本では介護用品になっていることだろう。
私が使うのさ~。
5ユーロをみて、後先考えず、お買い上げ~
玄関に迎えにでた義母は大きな袋を持つ私を見て、
「また、何買ったの?!」
ここで、私がシャワーのとき座って洗いたいとか、たったの5ユーロだったと説明したところで、
「椅子はうちにたくさんあります、無駄なものを買ってはいけません」
と、言われること間違いなし!
「へへぇ~」
とジャパニーズスマイルで仁王立ちの彼女をすりぬけた私~
夫もそうした義母の性格を知っている。
上の写真の白布に包まれている品はコーヒーメーカーだ。
ここの製品って、よく故障するので、いま使っているものが壊れたらすぐ使えるように買い置きを夫が提案した。
いい割引の品を見つけ(25ユーロ)二人で喜んだ。
家に持ってはいるとき、細心の注意をして、義母の目に触れないようにした工夫したのだ!
私たちの寝室にもいつ義母が侵入してくるかわからない。
「なぜ、何台もコーヒーメーカーが必要なの!」
といわれるに違いない。
それで、こんなふうにしたわけ。
洗濯どころか、買い物も自由にならず、なかなか厳しい人生だ。
義母のいない5日間。
義父の目を盗んですでに1ヶ月使っているシーツを洗濯できるかな?
どうでもいい割引された品々を買い込みにいくかな?
つかのまの、ちょっとした自由~
鬼のいぬ間に洗濯ぅ~
あ?!いや、鬼じゃあありません、お義母さん~
猫かな?猫!!
わたしはねずみですぅ~踊っていますよ~
ベルギーを楽しんできてねぇ~
「猫がいないとき、ねずみは踊る」(Wenn die Katze fort ist, tanzen die Mäuse)
というのが出てきた。
面倒な人や物事がそばにないと自由にできる、という意味をすぐに推測できることわざたが、一応辞書を引いてみた。
「鬼の居ぬ間に洗濯」
へ・・・?
なぜ、洗濯?
鬼って、人々に洗濯を自由にさせないのかしら?
それって・・・
虫がわくまで同じシーツを使わなければならない私のためにあることわざ?
(詳細はこちらもっと洗濯を~)
義母がベルギーに5日間旅行で家を空けることになった。
「洗濯をしよう!」
と、思ったのは言うまでもない。
まだ、誰も一度も使ったことのないバスタブに熱めの湯をはり、長湯しよう。
朝食から遠慮なく、和食にしよう。
などと、忙しく計画していたのだが・・・
義母は妹と旅行するそうで、義父はうちにいる。
それって、さらに面倒くさい。
なぜなら、夫は最近徹底的に義母の料理を食べない。
かといって、私の和風の料理もあまり好まない。
義父に夫の砂糖抜き、脂肪抜き料理を出すわけにいかない。
そういうわけで、2種類の食事を私は用意しなければならないのだ。
もちろん、義母は留守中に私たちが餓えないよう、抜かりなく準備しておいた。
冷凍庫には解凍するだけのシチュー、温めるだけの缶入りスープなどもそろえてくれた。
義母が焼いたこのケーキ、義父のために日持ちするものを選んだらしい。
(ん?わたしは食べてはいけない?)
これは義父の朝食。
野菜をいろいろ切らなくてはならない面倒くさいもの。
いつもは義母が準備。
今日から5日間、しばらく義母パワーからは開放される事となったが、義父が居るのでは自由は半減するどころか、調理の手間が増えるので仕事は増えた。
ま、いいか。
最近義母は私の買い物もうるさく口を出してくる。
これは健康補助食品。
ルテインがたくさん入っている目の健康のためのもの。
半額になっていたので嬉しく購入~
うっかり、食卓の上に置いたままくつろいでいたら、義母が怖い顔で訊いてきた。
「これはなに?」
「め、目のための栄養です・・」
「あなた、目悪いの?それだったら、医者に行きなさい。無駄なものを買ってはいけません」
ここで「これは半額で200円しかしない」とか「PC操作で目が疲れる」などといくらそれらしい理由を言っても、義母が折れることはない。
「はい・・・」
としおらしくしておくしかないのだ。
(医者にいくのだって、お金かかるのにねぇ~)
これは20ユーロが5ユーロ(約700円)と、4分の一になっていた椅子。
シャワー用の椅子で、日本では介護用品になっていることだろう。
私が使うのさ~。
5ユーロをみて、後先考えず、お買い上げ~
玄関に迎えにでた義母は大きな袋を持つ私を見て、
「また、何買ったの?!」
ここで、私がシャワーのとき座って洗いたいとか、たったの5ユーロだったと説明したところで、
「椅子はうちにたくさんあります、無駄なものを買ってはいけません」
と、言われること間違いなし!
「へへぇ~」
とジャパニーズスマイルで仁王立ちの彼女をすりぬけた私~
夫もそうした義母の性格を知っている。
上の写真の白布に包まれている品はコーヒーメーカーだ。
ここの製品って、よく故障するので、いま使っているものが壊れたらすぐ使えるように買い置きを夫が提案した。
いい割引の品を見つけ(25ユーロ)二人で喜んだ。
家に持ってはいるとき、細心の注意をして、義母の目に触れないようにした工夫したのだ!
私たちの寝室にもいつ義母が侵入してくるかわからない。
「なぜ、何台もコーヒーメーカーが必要なの!」
といわれるに違いない。
それで、こんなふうにしたわけ。
洗濯どころか、買い物も自由にならず、なかなか厳しい人生だ。
義母のいない5日間。
義父の目を盗んですでに1ヶ月使っているシーツを洗濯できるかな?
どうでもいい割引された品々を買い込みにいくかな?
つかのまの、ちょっとした自由~
鬼のいぬ間に洗濯ぅ~
あ?!いや、鬼じゃあありません、お義母さん~
猫かな?猫!!
わたしはねずみですぅ~踊っていますよ~
ベルギーを楽しんできてねぇ~