怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

冬支度

2008年10月25日 | 文化
スーパーに腹巻が売られていた。
義母は腹巻が日本にあることを知らないようだ。
ドイツの特産品、と言わんばかりに
「これは暖かいのよ~
と、私に説明。
「りすに買ってあげるわ、欲しい?」
せっかくの義母の申し出、特に腹巻の必要性を感じていなかったが、買ってもらった。
あとで義母に、
「あなたのお父さんにも一枚買ったらどう?」
と、言われた・・・
「日本にもあります」
と答えることはできなかった・・・





この、パッケージの写真、日本の販売では使われないだろうなぁ~
腹巻一丁で見つめあう男女・・・(いや、パンツもはいているけど)
これをみて「この腹巻、欲しいなあ」と思うのがヨーロッパ人なのだろうか。

裏を見ると、ヨーロッパ各国語での品質表示がある。
ということは、ヨーロッパ中で腹巻が愛用されているわけだ。
意外な真実!
へえぇぇぇ~、腹巻ヨーロッパ人~

男女兼用のSサイズ、もちろん私には大きい。しかも、かなりの厚手。
ウサギの毛40パーセント入り、温かい~
ここの成人女性用ジーンズ一番小さいサイズ34のウエストがまだ大きい私、この腹巻でサイズを調整できることを発見した。
ファッションモデルも、撮影用の衣類が大きいときは後ろをピンで留めたり、腹巻をしたりするそうだから、私もまねしちゃおう、腹巻~




一戸建ての家屋の多くは、薪ストーブ、あるいは暖炉を持っている。
就学前の頃に描いた家の絵、煙突から煙が出ていることが多かった。
「うちにもこの辺の家には煙突がないのに、どうして私が描く時は煙突を入れたくなるのだろう?」
と思ったものだ。
知らず知らずのうちに、ヨーロッパの影響があったのかしら。
いま振り返って考えても不思議だ。



薪、はもちろん木材。
国内の森から生産されるらしい。

日本で2件ほど、薪ストーブを使っている家庭を知っている。
灯油暖房とは違い、やさしい暖かさで心地よいものだ。




うちは、暖炉ではなく、壁が暖まる仕組みになっている。
青森に住んだことがある知人がこうした暖房があったことを話してくれた。
日本にもあるのだなぁ~
「この辺り」と書いたところに、木材を入れて点火する口がある。



これは反対側の居間の壁。
かなり熱くなる。ここに背中をくっつけて過ごすのは気持ちがいい。



これは以前、暖炉だったみたいだ。
今ではクッションや敷物で埋まっちゃている。
わかるなぁ~、きっと、掃除が大変だったのだろう。
灰が飛んで、毎日きれいに掃除する手間を考えると、
薪ストーブなんか、要らない~!
と、思ってしまう。

いや、スイッチひとつでセントラルヒーティングは稼動してくれる。
薪ストーブは、点火も大変。
もう一度~
薪ストーブなんか、要らない~!

勤勉な義父母がせっせとやってくれるから、薪暖房を楽しめる私。
ああ~
怠慢なわたし~




★追記★

今日10月26日(日)午後3時の気温。
たった、4度・・・号泣・・・

 

近所を散歩したとき、煙突が気になってみると・・・
ほぼ、全部の家の煙突から煙が!!!