怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

2008年02月26日 | 家族
昨日から今日にかけての義母との面白い出来事。

無性に野菜炒めが食べたくなって、夜食に作った。写真はそれ。
夫は、基本的に日本食はだめなので、私だけのために少々大量に作った。

夫と食事を始めてしばらくすると、義母がやってきて、野菜炒めを見て「食べていいか」と訊ねる。

もちろん、ここの両親は日本食はほとんど受け付けない。
で、この珍しい申し出に私は少々不安になりながら承諾した。

「あ、おししい・・・・・ちょと、パパ(ここの家族は夫婦でパパ・ママと呼び合う)来て見て!」

お世辞でなく本当に口にあったらしく、私の分のほとんどを食べてしまった。
いったいどうしたのだろう、なんだか単純に喜べないこの不気味な感じ・・・


窓際に日が差すと、部屋のどこかに眠っていたハエが集まってくる。
今日は特に集合状況がよく、10匹くらいワンワンやっていた。
気持ち悪いなあ、私は始末の方法を考えていた・・・・すると!
義母はそれらを手でつぶし始めた!!!!冬場で、動きの鈍いハエたちは義母の手に簡単に握りつぶされていく!!
これは生まれてはじめてみる光景だ!凄すぎる!

ヨーロッパ人は一般に東洋人より体臭が強い。
が、今日はうかつにも義母に言われてしまった。
「臭いですよ、そのシャツ、洗濯しましょう」
私はにわかに信じがたく「え?私が臭いのですか?」と問い返してしまった。
ううう、臭い日本人・・・・
そういえば、ここ数日気温が高くて汗ばんでいたものなあ。ヨーロッパ人風に同じ服を一週間くらい着続ける習慣、めったにシャワーさえしない習慣、などを単純に真似た結果だ!
気をつけなくては・・・

仏像

2008年02月26日 | 文化
村の端っこの家に異様なものを見つけた。
仏像が大きな池の真ん中の島に、仏塔らしきものとともに鎮座ましましているのだ!

家に戻ってから、義母に報告すると「ああ、最近の流行よ!」と軽く言い放った。

ヨーロッパ人には仏像がエキゾチックで、なんだかお庭に置いてみたくなるのだろう。まさか、敬虔な仏教徒ではあるまい。

しかし、たとえば日本で、十字架か何かを庭に据え置く人はいないだろう。
たとえ、信仰があったとしても、マリア像か何かをでんと庭に置くのはなんだかセンスがないように思うのが日本の感覚だろう。

まあ、これだけ広い庭があるのだから、なんでも置いてください。
しかし、この仏像(仏塔も)本場に近い私たちから見ると、なんだかうそ臭さ満載で、あまり美しくない・・・・