怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

自給自足

2008年02月27日 | 食べ物
この家は自家用の畑を持っていて、かなりの量の食材を自給している。

写真はスグリ2種を冷凍保存しておいたものを解凍中のところ。
ドイツ語で「Stachelbeere」と、「Johannisbeere」と義母は説明したが、日本ではカラント、グーズベリーの名で知られているものだろう。

地下室にはそれらのベリー類で作ったジャムやシロップ漬けのビンが「いったい4人家族で消費し切れるのか」と思うくらいたくさん並んでいる。
業務用とも思われるくらい大きな冷凍庫には夏に収穫した数々の食材が保存されていて、冬の間中、少しづつそれらを使っていくのだ。

義母は「無農薬だ」といつも自慢している。
去年は豊作だったのか、あるいは私たちの食が細いのか、保存しているジャムや果実類が例年よりまだ多く残っているのだそう。
「春になったら、また、畑で作るのだから、みんな食べてちょうだい」と義母はけしかける。

もしかしたら、わたしもその農作業に加わらなくてはならないのかな?
そうだろうなあ・・・・ああ、もしかして、私、農業移住?!
パラグアイの日系人にはそういった人たちがたくさんいて、そういった家庭にお世話になったものだ。
ああ、今となっては、わたしはこの寒冷地で自給自足生活か?!
暖かい国が懐かしい!