林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

谷中から日暮里へ

2018-05-03 | 風に吹かれて

タモリ好みの「へび道」と寂れた「よみせ通り」を辿り、「谷中ぎんざ」に。
いやはや大変な人出だった。

以前は生活感が溢れた下町商店街だったが、近頃は観光客が殺到。小洒落た店が増えた。
じじぃとしては、そういう変化はあんまり好きではない。



谷中ぎんざは猫の町、と聞いていたけれど、ごった返す人出を恐れてか一匹もいなかった。
天麩羅屋の庇にいる猫は、作り物ですからね。

夕焼けだんだん。名前も見晴らしもいい。だがビルが増え、夕焼けは無理かも。
昼飯にしようかと思ったが、どこも満席だ。じじぃ一人では嫌がられるだろう。

だんだんを上り日暮里駅へ。大きな駅だがいろんな電車を見下ろす他に何にもない。
寂しい名前の日暮里は高層ビルが林立し、高架鉄道が頭上をうねる現代都市に変貌した。

駅を通り越し東日暮里へ。うろうろしているうちに何処を歩いているのか分からなくなった。
あっ、アパホテルだ。へ~、粋なホテルだ。TVCMは作り変えた方がいい。

東日暮里を彷徨い、御隠殿坂歩道専用跨線橋に行き当り、橋の先の谷中霊園に迷い込んだ。
木々が茂る駅が近い高台で、仏さんの住まいには勿体ない。

  

  180503



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