明治時代のドラマに、時々登場する根津神社は、以前から気になっていた。
一箱古本市の会場を通り過ぎ、初めて入った境内は、大樹が生い茂り、社殿は権現造りの絢爛豪華さである。
炎天下、境内のつつじ山は盛りを過ぎ、花は全体にしおれ気味。
つつじ園は広くはなく、入場料が200円とはちと高い。で、脇に並ぶ赤鳥居の道を通過するだけにした。
折角来たんだから、参拝してお賽銭でも、と思ったけれど尻尾が楼門に達する長い行列だ。
一箱古本市はまだ2カ所しか見ていないので、ここも遠くから遥拝しただけ。
賽銭箱の間口が狭いのか。もっと広げて、わがまちの高麗神社のように10列行列にすればいいのに。
だが神社は一等地に鎮座している。きっと不動産収入が多いのかも。田舎者が余計な口を出すことはないよね。
木々が鬱蒼と茂り、薄暗い裏門一帯は、露店が犇めいていた。
外人客、特に回教徒が多い。日本の神様は融通無碍だけど、アチラの神さまに𠮟られないの?
このあと、不忍通りの脇道、へび道とよみせ通りを巡り、混み合う谷中ぎんざへ。
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