高麗の里を、今日もまた歩いた。われながら、よく飽きないものだ。
この辺りは、カネを稼ぎ出す巾着田とは異なり、美しい景観であることに誰も気付いおらず、それが却っていい。
里の彩りは毎日、朝、昼間、夕方と変り、気が休まらない。
無秩序な開発が急速に進み、春先に見た風景がガラッと変っていたりするから、尚更である。
高麗の里歩きに楽曲を付けるとしたら、富田勲作曲の「新日本紀行」がよく似合う。
この曲を聴くと、失くした故郷の風景や、懐かしさが胸にこみ上げてくる。
高麗の里は早春から新緑の頃や、すがれた真冬の頃も好きだ。だが、錦秋の秋にこそこの曲はふさわしい。
開発は避けられまい。便利になるのは良いことだ。しかし、風景遺産も大切にね。
11月28日に清流、高岡、新堀、栗坪で撮影しました。
どれがどこか?ですって。それはヒ・ミ・ツ。ご自分で歩いて探し廻りましょうね。
ただ、少し視線を動かすと、造成工事やごみの山が目に付きますが.....。
101202D
紅葉の日曜日だというのに巾着田で行楽する人は数えるばかり。日和田山にはけっこう人が入ったようです。
富田勳のテーマ曲が今も流れてきそうです。
昭和40年代、でしたね。
高麗川の先生のアトリエへは通ってましたが
往復だけでした。
どの辺りを歩いてらっしゃるのか
後ろから こっそりついて行きたいでーす。
巾着田は あまり行きたくない場所になりました
ドレミファ橋周囲は 過剰な工事ですね
県が推進している「水辺再生事業」の一環のようですが 余程税金が余っているのでしょう
話しは変りますが 4日と5日に 巾着田に面している巨大な古民家「新井家住宅」が公開されます
日高市産業振興課商工観光担当が予約を受け付けています
ゆとりがありそうなので よろしければどうぞ
Youtubeへの投稿者は詳しく書いておりませんが
音源はRCA-CD「新日本紀行・富田勲の音楽」からに違いありません
指揮は大友直人 演奏は東京交響楽団です
TVでは第1楽章しか聴けませんが CDには第3楽章まで入っておりました
壮麗でありながら ノスタルジックな演奏ですね
動画も スバラシイです
高麗の里は 車では その良さが見えてきませんよ
時間をかけて 歩くしかありません
しかし 記事にも書きましたが 毎日激しく 農地や山林が 破壊されております
殆どの市民と 行政は そのことを「活性化」として歓迎し 推進しています
来年は この風景は見られないかもしれません
お菓子の家のような住宅街に 変わっているでしょう