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林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

高麗愛惜

2010-12-02 | 高麗便り

高麗の里を、今日もまた歩いた。われながら、よく飽きないものだ。
この辺りは、カネを稼ぎ出す巾着田とは異なり、美しい景観であることに誰も気付いおらず、それが却っていい。



里の彩りは毎日、朝、昼間、夕方と変り、気が休まらない。
無秩序な開発が急速に進み、春先に見た風景がガラッと変っていたりするから、尚更である。



高麗の里歩きに楽曲を付けるとしたら、富田勲作曲の「新日本紀行」がよく似合う。
この曲を聴くと、失くした故郷の風景や、懐かしさが胸にこみ上げてくる。





高麗の里は早春から新緑の頃や、すがれた真冬の頃も好きだ。だが、錦秋の秋にこそこの曲はふさわしい。
開発は避けられまい。便利になるのは良いことだ。しかし、風景遺産も大切にね。



11月28日に清流、高岡、新堀、栗坪で撮影しました。
どれがどこか?ですって。それはヒ・ミ・ツ。ご自分で歩いて探し廻りましょうね。
ただ、少し視線を動かすと、造成工事やごみの山が目に付きますが.....。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
新ドレミファ橋 (ヒキノ)
2010-12-02 15:01:59
11月28日、巾着田を30分ばかり散歩しました。新ドレミファ橋を見ました。なぜ飛び石橋にしなかったか意味がわかりません。よけいなものをつけて工事費用と後々のメンテナンス費用を上げてるように見えました。
紅葉の日曜日だというのに巾着田で行楽する人は数えるばかり。日和田山にはけっこう人が入ったようです。
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珍日本紀行 (K)
2010-12-02 20:35:03
少し遊んですみません。
富田勳のテーマ曲が今も流れてきそうです。
昭和40年代、でしたね。
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ストーカーになろうかな? (風子)
2010-12-02 21:10:16
いつも拝見しながら ??散歩みたいに道順が載っていたらいいな~~と。
高麗川の先生のアトリエへは通ってましたが
往復だけでした。
どの辺りを歩いてらっしゃるのか
後ろから こっそりついて行きたいでーす。
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水辺再生事業 (森生)
2010-12-03 10:25:19
ヒキノさま
巾着田は あまり行きたくない場所になりました
ドレミファ橋周囲は 過剰な工事ですね
県が推進している「水辺再生事業」の一環のようですが 余程税金が余っているのでしょう

話しは変りますが 4日と5日に 巾着田に面している巨大な古民家「新井家住宅」が公開されます
日高市産業振興課商工観光担当が予約を受け付けています
ゆとりがありそうなので よろしければどうぞ
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第3楽章 (森生)
2010-12-03 10:33:03
kさま
Youtubeへの投稿者は詳しく書いておりませんが
音源はRCA-CD「新日本紀行・富田勲の音楽」からに違いありません
指揮は大友直人 演奏は東京交響楽団です
TVでは第1楽章しか聴けませんが CDには第3楽章まで入っておりました
壮麗でありながら ノスタルジックな演奏ですね
動画も スバラシイです
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徒歩のお勧め (森生)
2010-12-03 10:39:14
風子さま
高麗の里は 車では その良さが見えてきませんよ
時間をかけて 歩くしかありません
しかし 記事にも書きましたが 毎日激しく 農地や山林が 破壊されております
殆どの市民と 行政は そのことを「活性化」として歓迎し 推進しています
来年は この風景は見られないかもしれません
お菓子の家のような住宅街に 変わっているでしょう
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