林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

御巣鷹山

2020-08-13 | 床屋放談

御巣鷹山に日本航空のジャンボ機が墜落し、520人が亡くなったのは35年前でした。
あの時の衝撃は今でも覚えております。  ▶日本航空ジャンボ機墜落事故

あれから35年。この夏も御巣鷹山に慰霊の登山をする方々がおられる。
それはあの時残された妻や親の世代、つまり今では相当の年配の方々です。
元気な子や孫世代ならともかく、この酷暑に登山とは.........。

朝日新聞(多分他の新聞も)は毎年、高齢者遺族の慰霊登山を美談として報道する。
既に33回忌は過ぎた。
年忌法要が終わる50回忌まで、慰霊登山を報道するのだろうか。

事故責任は日本航空にあった。(ボーイング社の手抜き修理が原因)
語り継ぎ慰霊登山をする義務は、日航経営者と従業員にある。
なのに近頃は、酔っ払いが操縦しているらしく、綱紀が乱れに乱れているはずだ。

不慮の死を忘れられない遺族の心情は理解する。
しかし35年も過ぎた。無理をせず、夫々の墓参をすればいいのではないか。

   

  御巣鷹山の慰霊塔に額づく遺族たち。子供も混じっている。
  それを巧く撮ろうと押し合う記者たちをTVで見た。
  このありさまは新聞には載りません。

  社用とはいえ、浅ましい姿を晒すものだ。
  報道を控えれば、遺族は夫々の場所で、静かに偲ぶことになるだろう。
  時間や紙面を埋めるために、マスコミは遺族を慰霊登山に駆り立てている。

  と思いました。

  200813



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2 コメント

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痛ましい事故でした。 (縄文人)
2020-08-13 06:53:21
我が社のトップが、事故に遭った。
大阪の方で、お盆で大阪に帰るために乗る。
当時の藤岡の現場に行くも、目を覆う惨状とのことでした、人間だか動物だか判別が❓上司帰り来ての談・・・!!

棺の話!
御巣鷹の尾根はわが故郷の山を越えればすぐの場所でした。
群馬県での棺が間に合わない!!!
急きょ~埼玉秩父からピストン輸送、県境の土坂峠を経由して・・・・。
従って、秩父の道路を群馬に運ぶひつぎのトラックが列をなした、と・・・・・・・・・・・。
峠の為に、大型車は通行不能、小型車貨物で・・・・・。
今だから笑って話せる話です。

後日談として兄貴から話を聞いた。

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霊柩車 (森生)
2020-08-13 17:51:05
縄文人さま
大分後になってからですが
母の葬式で 葬儀会場へ行った際
会場に 霊柩車で応援したことに対する感謝状が展示してました
場所は神奈川県鎌倉市です

人数が人数ですからね
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