無能?
「ピーターの法則」を思い出した。
まだ、会社や役所に勤めているなら、この法則を知っていなけれならない。
森男は凡そ40年前にこれを知って、出世を止めました()。
自分と周りの人々のためにね。
法則の概要は[Wikipedia]を読めば、分かるはず。
森男なりに纏めれば、
人は無能になるまで、出世する。だから、組織の「長」は殆ど全て無能の人が占領する。
本当の仕事は、まだ無能になっていない人が実施している。
ただ、これだけでは階層社会の深淵は分からない。
僅かな投資で、残りの人生を有意義に生きることが出来るから、この本の購入をお奨めします。
既に年金生活に入っている人も、地域の団体等に加入している人も、「なるほどなぁ」という事象が満載されているから、ムダな買物にはならない。
夫々のエピソードが傑作で、大笑い出来るから娯楽本としても有効だ。
森男は勤務時間中にこの本を読んで、笑いをこらえていたところを上司に見つかり、取り上げられて返してくれない。
上司も通勤電車内で、笑いをこらえながら反省したようで、「部外秘にナ」としか言わなかった。
自分や上司が無能かどうか、見極めるためのチェックポイントを以下に記す。
・何を提案しても、答えはNO!
・何を提案しても、答えはYES!
・いつも暗い顔をしている。
・決断を先延ばしすることが多い。
・昇進する前まで担当していた仕事を手放さない。
・精神論や空想じみた話が多い。
・指示が曖昧で、何をすればいいのか分からない。
・部下の能力に嫉妬する。
・やたらに忙しがってる。
殆ど当てはまるでしょう。つまり、あなたの上司は無能だ。
次に、ご自身が無能の「長」どうか、自己診断して下さい。
・自分よりも上の役職にいる人たちに無能な人が多いのが目に付く。
・何度注意してもしくじる部下がいて、頭が痛い。
・やるべき仕事が山ほどあって、何から手を付けてよいのか分からない。
・様々な条件を考えると、簡単に決断出来ないことが多い。
・以前に較べて、仕事への集中力が無くなった。
・部下に任せるより、自分がやった方が確かだと思うことが多い。
・自分が担当している仕事をどうやれば成功するか、具体的なイメージが思いつかない。
・以前やっていた職務を懐かしく思うことがある。
・仕事に対してワクワク感が少なくなっている。
はい8個・・・・・・・既に無能。今の職位から降りた方があなたと周りの人を幸福にします。
はい5~7個・・・・無能に近づいている。昇進するには新たな能力開発が必要。
はい3~4個・・・・次の職位への昇進はOK。更に上へはパワーアップが必要。
はい2個以下・・・二つ以上の職位までの昇進OK。前途洋々だ。
その他、無能症候群として、やたらにダジャレが多い、電話ばかりかける、大きな机を欲しがる、参考資料を次々と要求する、等々いろいろあります。
そして肝心な事だが、無能にならない為の具体的な処方箋が書いてある。
なにしろ、40年も昔のこと。記憶違いがあるとまずいから、自分で調べましょう。
さぁ、大変だ。今すぐアマゾンに注文しましょうね。
▼告白▼
森男はとっくに、無能・不能・不可能()。
だから、上記の質問部分は[PRESIDENT]のマンマです。
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