川原撫子(6月9日)
一見弱々しい撫子(なでしこ)は、荒地でも増える強い山野草だ。
花期は長いが、いま咲いている花は狂い咲きである。
「なでしこジャパン」の優勝は立派だった。選手は脚も頭も性格も完璧だった。もはや天下無敵デアル。
という絶賛の嵐はまだまだ続く。だが、こういつまでも続くとなぁ...........。
しかし朝日新聞は目の付け所が違う。
なでしこジャパンに関して、東大前総長名誉教授と花形現職教授の「オピニオン」を掲載した(7月26日)。
先ず、蓮實重彦名誉教授。
決勝戦での日本の得点は美しくなかった。敵の混乱を突いた宮間の1点は驚嘆したが爽快さがなかった。 丸山、岩淵、澤選手ほかラピノー選手らを、先生は褒めてるが、ちゃんとワサビが効いている。
澤の2点目もどさくさ紛れの1点みたいで、二度と起きない奇跡でしょう。
PK戦での勝敗はアクシデントのようなもの。日本が勝ったというより米国が自滅した試合だった。
日本が突出した強さを持っていたのではなく、優勝は出来すぎです。
騒ぎ過ぎて彼女らをつぶしてはいけない。
一日署長なんかに引っ張り出すのは贔屓の引き倒し、と言うことだろう。お話、よく分かる。
「なでしこジャパン」には、ディアスポラ的人生を歩んできた選手も少なくありません。
梁山泊に集結する強者の如き彼女らが世界の頂点に立ったのです。
「なでしこ」には、日本社会の閉塞感に風穴をあける物語がつまっていたのです。
外見は日本人ですがドメスティックではない。「グローバル化したメードインジャパン」と呼ぶべき存在です。
ナショナリズムとは無縁の、悲壮感なき快挙でした。
はいはい恐れ入りました。例によって難しく暑苦しい。先生、試合を本当に観てたのかなぁ。
以上は聞き手の記者が書いた記事を、森生が独断と偏見でかいつまんだもの。
だけど姜先生はイカニモであり、蓮實先生のオピニオンの方が切り口が新鮮で爽やかでした。
ついでにこの際、はばかりながら、夜中に試合を観ていなかった森生のオピニオンです。
ユニホームのジャパンブルーはハッピに、ボトムは白いパッチにすると、江戸前でいなせです。
優勝したときの映像の再々再放送は、喧しいから音声を消して下さい。
それから、寝起きや風呂上りはいいけれど、人前に出る時は、髪は後ろで束ねてね。
お願いしますよ、澤選手。
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これから実力かどうかが試されますね。相当厳しいのではないでしょうか。
沢選手の髪、わたしも書きましたが、人前に出るときはきちんと纏めるべきでしょうに、何を勘違いしているのでしょう。
次は国民栄誉賞の授与式
年末の国営放送は 今年の出来事として 繰り返し繰り返し 放送するでしょうね
いい話題だったけれど うんざりしてます
澤選手 悪いけど 幽霊に見えます
短髪にすれば もっと活躍できるでしょう