林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

詫び状

2006-07-12 | 重箱の隅
損保ジャパンから詫び状が届きました(6月10日)。

[ご契約者の皆様へ]と見出しにあるが、最近の経緯から見て[詫び状]らしい。
大量の保険金不払いといんちき契約によって、金融庁から、業務停止と改善命令を出されたことに関する[詫び状]の筈です。

[ご契約者・・・]が文章の一番上の中央にあるが、本来は左上に置くべきだ。
中央には当然「お詫び」と入れるのが筋というものだ。
代表取締役社長佐藤正敏が、文章の一番下の右側にあるが、文章の右上、[ご契約者の・・・]より下げた位置に置きなさい。
これは社長の名前を出すまいとする、ゴマスリ幹部の配慮に違いない。

文章中に、処分の詳しい内容は書かれてはいないから、業務停止期間は分からない。また・・・

「・・・内部統制の一層の強化とコンプライアンスの徹底・・・」
「・・・”あらゆる事業展開の大前提はコンプライアンスである”・・・」
「・・・弊社が掲げる行動指針であります”Spirit of fairness”に・・・」

と、やたらにカタカナが多い。
この保険会社は何でこんなに気取っているんだろうか?

要するに、ちっともお詫びや反省をするつもりはないのだ。
大体、会社名を[損保ジャパン]に変えた時には、冗談かと思った。
相変わらずこんな分かり難いヘンな詫び状を出している会社は、消えろ。

私の自動車保険は、この7月末で期限切れ。
所沢の代理店の人が親切誠実だから、契約を更新するつもりだが、いつから業務を再開するのだろうか。困った損保会社だ。

ところで「コンプライアンス」の意味は、最近買った電子辞書では「応諾・従順」だ。そうなのかい?

また、[Spirit of fairness]を日本語にすると、「私たちは、高い倫理観と合理的な判断に基づき、公正、かつ誠実に行動します」になると、のたまっている。
合理的な判断に基づいて英語に言い換えた訳だ。ご苦労っ。

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