割引券

夏の盛りに、3000円の工事割引券が新聞に折りこまれました。
折しも自治会が下水管洗浄工事業者を紹介斡旋中だ。
割引券を配布した会社に工事を申込。

2か月後、2人掛かり1時間の工事。代金は税込み8000円也。
割引券は「支払額10000円以上が対象」と言われ、渋々現金払い。
ならば、と雨水が溢れるるまま3年放置していた樋の修理を即依頼。

一週間後、作業しに来たおじぃさんは手練れの職人だった。
雨樋を叩いただけで状態を把握。雨水枡を埋めた植木の根も除去▲
後日、営業担当君に、ご機嫌で税込み16500円支払いました。
まるまる現金でね。

その数日後、忘れていた割引券が新聞紙の間からお出ましだわ。
口惜しくて悔しくて、夜なかなか寝付かれなかった。

翌日「恥は掻き捨てダメで元々」と営業担当君に電話。
ダメ押し電話を2回。
担当君は経理と交渉。現金3300円を戻してくれることになりました。
目出度しめでたし。

　　で、3000円は贅沢な昼飯に使おう、と。
　　でもね、わが町には3000円もする昼食は存在しません。

　　

　　ところで、返金は「税金分を含む」3300円でした。
　　３００円儲けた！
　　それで経理はいいのか、と思いはします。

　　でも、また眠れなくなる。
　　考ないことにしました。

　　２０１００６