本はよく読むほうだった。朝晩の通勤電車に揺られながらの読書だったので、あまり頭には入っていないが。
歳を取ったら本をもっと読めるだろうと、文庫本を沢山買い溜めしたが、最近、その何冊かを開いてみた。
紙は変色し、活字は小さく、とても読む気にならなかった。
長い通勤時間は無くなったし、あまり読んでくれないブログを書かなければならない。
視力は衰え、物事に飽きっぽくなった。
そのうえにここ数日は、春の庭仕事が重なって忙しい。
だが、本を買う習慣だけはまだ残っていて、飯能の駅ビルで、またまとめ買いをした。
どうせ積ん読になるけれど、まぁ煙草を買うよりはましな悪習かも。
願はくば花の下にて本読まん その如月の望月のころ
............森生法師
清水ミチコさんの「顔マネ辞典」は無かった。
宇江佐真理の遺作「うめ婆行状記」が早くも単行本になった。朝日の夕刊で使った挿絵を全部入れて欲しかった。
このごろホリエモン君が好きになりました。
マスコミは「満開だぁ、お花見だぁ」と囃さないで欲しい。騒々しくて本が読めないではないか。
160404