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林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

花の下にて

2016-04-04 | 林住期

本はよく読むほうだった。朝晩の通勤電車に揺られながらの読書だったので、あまり頭には入っていないが。

歳を取ったら本をもっと読めるだろうと、文庫本を沢山買い溜めしたが、最近、その何冊かを開いてみた。
紙は変色し、活字は小さく、とても読む気にならなかった。

長い通勤時間は無くなったし、あまり読んでくれないブログを書かなければならない。
視力は衰え、物事に飽きっぽくなった。
そのうえにここ数日は、春の庭仕事が重なって忙しい。

だが、本を買う習慣だけはまだ残っていて、飯能の駅ビルで、またまとめ買いをした。
どうせ積ん読になるけれど、まぁ煙草を買うよりはましな悪習かも。

         願はくば花の下にて本読まん その如月の望月のころ
                                     ............森生法師

清水ミチコさんの「顔マネ辞典」は無かった。
宇江佐真理の遺作「うめ婆行状記」が早くも単行本になった。朝日の夕刊で使った挿絵を全部入れて欲しかった。
このごろホリエモン君が好きになりました。

マスコミは「満開だぁ、お花見だぁ」と囃さないで欲しい。騒々しくて本が読めないではないか。

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そばよりうどん

2016-04-02 | 林住期

大楠は山奥にあった。
山奥でも、細い舗装道路が縦横にあり、匠じぃさんの車のようにカーナビがあれば、何処へでも迷わず行けるんだなぁ。
でも、森生は諦めている。カーナビの画面が近・遠・乱視と黄班変性症で見えないのである。


どこをどう走ったのかはよく分からないが、行ったところは以下のとおりだった。

  鎌北湖手前の豪邸の門前。

  小さな建具工場の奥にある、持ち帰りたい古民家蕎麦店「ほ」。

  桃祭提灯準備中の桃木街道。

  急峻な山に囲まれた三つ葉躑躅の寺・臨済宗正法寺。

  全粒粉黒蕎麦が名物の超繁盛店「とき庵」。

  ここも繁盛店、町営の威風堂々古民家饂飩店「やすらぎの家」。

  山頂の花の寺・天台宗慈光寺と、更にその奥に静まる臨済宗霊山院

  来る度に寂れていく、厚生年金越生休暇村改め「ニューサンピア埼玉おごせ」。

などだったはずだ。



昼飯は「ほ」で、と行ってみたら「定休」。
珍しく行列が無い「とき庵」も定休。
仕方がないので、前回、長~く待たされた町営うどん店「やすらぎの家」にした。


今回は、注文した山菜天麩羅つけ饂飩850円は普通に出てきて、空腹のどん底だった効果もあり、満足な昼飯になった。
その天麩羅饂飩を写真に撮るつもりだったけれど、忘れちゃったので器だけです。ごめん。

お詫び・・・W10にさせられてから、ピクチャが非常に使いにくく、写真を貼り付けるのに二日もかかりました。
これでこの記事は完成しました。ごめんなさい。ふぅ。

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新党の名前

2016-03-14 | 林住期

選挙目当てに、民主党と維新の会が一緒になる。
政治をどうするかではなく、自分たちの議席を失わないためだ。
新党の名前は、果たして如何に。

岡田先生は「世論調査をする」とか言ってたけれど、笑わせるねぇ。
しかし、先生が愚図愚図しているうちに巷は走ってる。
野次馬は新党の名前をいろいろ考えているのだ。


朝日によると、内部では今のところ「民主党」「立憲民主党」「民新党」が有力とか。
でも、それでは手垢まみれで面白くない。
ネットで噂している名前で、「イイネ」と思う名前を拾ってみましたが.......。

  「本末転党」
   
名前を決める前に、新党の政策を決めるベキです。

  「七転八党」
   
有為転変は世のならひ。

  「おっとっと党」
   
危なっかしくて見ておれぬ。

  「不変不党」
   
いつまで経っても「党」としての体をなさない。

  「岡田克也と松野頼久とそのお友だちたち」
   
固有名詞は時々変えよう。

  「万年ゆ党」
   
党でもや党でもなく、結局、自民公明党の応援団。

  「みんみん党」
   
蝉の命は短くて、羽化して命は1週間。

  「サスティナブル・ジャパン会」   
   
カタカナ流行りですから。

   「カエルの楽園党」
       ご存じ百田直樹先生のご提案

                 

              賞金を出すなら、本気で考えてあげるよ。

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ラジオ体操は先送り

2016-03-03 | 林住期

    

ショッピングセンターで行われるラジオ体操は、1月から再開しているが、まだ参加していない。
日の出が少し早くなってきたが、朝晩はまだ真冬の寒さだ。暖かい布団から、とても出られるものではないからね。

噂では、1月から、およそ20人ほどのじじばば参加しているらしい。
この寒さの中で偉いもんだ、と吃驚し、感心し、呆れ、大丈夫かな、と心配している。

森生も2月からは参加しようと思いながら、とうとう2月は参加できず、3月は内心ジクジクしております。

でもね、今朝、「ラジオ体操は年寄りには向かない」と高らかに宣言する本の広告を見た。

  

ふむふむ、なるほどね、やっぱりそういうことだったのか。
それに朝の寒さは、高血圧にも心臓にも悪いはずだ。先の健康のために、今、死ぬわけにはいかない。

ラジオ体操復帰は、またひと月延ばし、4月から参加するつもりになった。

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確定申告

2016-03-02 | 林住期

あっ、所得税の確定申告を忘れてた。
収入は年金だけ。年末ジャンボは300円しか当たらなかった。

所得税を僅かな年金から天引きされている。口惜しい。
毎年、医療費と月掛保険料の控除を申告し、蚊の涙ほどの還付金を取り戻しております。
もちろん、通院のためのバス代もしっかり申告している。

だから今年も、何はさておき還付申告をするつもりで今日になりました。
ここ数年はパソコンに国税庁を呼び出し
記入してますが、仕上げの印刷段階で、考え過ぎてか必ず手古摺っている。
他は毎年使い勝手が良くなってるけど、何とかして欲しい。

たとえ蚊の涙でも、取り戻せるものなら取り戻したい。
いまからその仕事に取り掛かりますので、きょうはお終い、あしたまた。

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睡眠障害

2016-02-23 | 林住期

甘利明センセイは睡眠障害のため1カ月も入院するそうだ。
まぁ一月入院していれば、マスコミも選挙民も、事件をすっかり忘れてるだろうからね。

それでなくてもセンセイには、隠さなければならないこと、誤魔化すことが多く、余程草臥れちゃったのだろう。

実は森生じじぃも睡眠障害です。
隠すことや誤魔化さなければならないことは、もうないけれど、百近くまで生きてると、やっぱり草臥れてくる。
それで甘利センセイとは真逆の症状が表れ、眠くて眠くてしかたがないのです。これもまぁ、一つの睡眠障害でありましょう。

 

人間、睡眠不足で死ぬことはないらしい。それにじじぃの場合、永眠する日はそう遠くはないはずだ。
だからこうして、眠いのを我慢して、読んでくれない林住記を、眠さこらえて、毎日書いているのであります。

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搾っても 揺さぶっても

2016-02-22 | 林住期

.......う~む、ネタ切れでありまする。
いくら搾っも、揺さぶっても、何も出てこない。

この土日は何をしたっけ。何もしなかったようだ。...... それとも忘れちゃったのかなぁ。

    

    ・・・・・・・・・・・・・

いーや、土曜日は3偏屈じじぃが珍しく落ちあい、有楽町へ行った。
素人画家たちの展覧会を見た後、昼食は銀座で、天麩羅定食を食ったはずだ。
新装成った伊東屋最上階のカフェでお茶をし、ややこしい分割計算を成し遂げたレジ嬢を褒め、喜ばせてあげたようだ。

そして暴風雨予報が出ていたので、銀座一丁目駅に直行。さっさと埼玉県へ帰って来たのを思い出した。

でも、書くことは、やっぱりなぁんにもありません

伊東屋さんに一言。
びっくりするような洒落た店になったけれど、あんなに品数を減らして、大丈夫かなぁ。

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大当たり

2016-02-17 | 林住期

          

今年の年賀はがきは大当たりだ。
今年受け取った50枚中、切手シートが3枚も当り、なななななんと2等賞が1枚出た。100枚届いた頃だって切手シートが2~3枚だった。
こんなにヨイことが重なるなんて生まれて初めてのこと。わが買物難民団地でも、2等賞は1枚出るかどうかのオメデタだそうだ。

  

2等賞はカタログに載ってる38点の中から選び、葉書で申し込む。およそ1か月後、忘れた頃に商品が送られてくる仕組みになっている。
商品はプリン6個とか、横須賀海軍カレー7個とか、食品が中心で低反発枕1個なんてものがある。商店街の福引なみの奥床しさだ。
だんだんヨロコビが萎んできたけれど、忘れないうちにメープルシロップ2瓶を申し込んだ。

  

ところで、と。
年末ジャンボの結果をまだ知らない。10万円くらいなら当たってるかな? ま、知らぬがホトケかもね。

えへん。1等2等賞品のカタログです▲
記事中の商品例は2等賞から4点抜き出しましたが、全部ご覧になりたい方は、こちらをどうぞ

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きんぴらヤーコン

2016-01-26 | 林住期

総合福祉センター料理教室に、ばばじじが11人集まった。毎月恒例の手作り昼食会であります。
今月の主菜は八宝菜と聞いてたので、朝食はパン1枚で済ませて参加した。森生は八宝菜が大好物でしてね。

ところが、出来上がった八宝菜はぐちゃぐちゃ。見た目にも旨そうでなく、実際、マズかった。
八宝菜は、3番調理台で采配を振るったジャクリーンさんの得意料理ではなかったようだ。「あっ、白菜入れ忘れた」なんて慌ててたからね。
でも、白菜は加わり具沢山で栄養は豊富そう。だから残さず呑み込んだよ。勿論、美味い巧いと囃しながら。

   

マサコ妃殿下が率いる1番調理台で調理した「きんぴらごぼう」がとっても美味かった。(写真はあくまでもイメージです)
但し、きんぴらの具材は牛蒡ではなくヤーコンとか。南米はアンデス山地生まれの薩摩芋・じゃが芋・蓮根のあいのこのような芋である。
シャキシャキと歯触りが良く、牛蒡よりずっと柔らかく、入歯で噛みしめるとほのかに甘みがあり、ゼッピンだった。

食後、絵本読み聞きが終わり、高齢の合唱は、グリーじぃが音頭をとるアカギレ「母さんの歌」。
2番の歌詞の始め「あさいとつむぐ」は「母さんは朝から糸紡ぎで、一日中糸を紡ぐ忙しさ」という意味ではなかった。
正解は「麻糸を紡ぐ」ね。知らなかった。
ほかのみ~んなも知らなかったようだ。「へー、2番があったの?」という親不孝もいた。
母さんをとっくに卒業し、婆さんになったんだから仕方がないかも。

 

というわけで、八宝菜は残念だったけど、百近くなっても、胃袋と頭蓋骨の内側にはまだスキマがありました。
ごちそうさま。

写真はクックパッドさまと豊能町観光協会さまからお借りしてます。
レシピも載ってますよ。

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大雪のあと

2016-01-20 | 林住期

たかが10センチの積雪で「大雪」とは情けないが、首都圏各駅の混雑が酷かったようだ。
寒い駅前で3時間も電車を待つなんて、日本人はアホとちゃうか。あんたの代わりは大勢いるんだぜ。
いや待てよ、代わりが大勢いるから無理してでも出勤するのかな? .......としたら、人口減少はいいことだ。

それに、じじぃ以外は誰もが持ってるケータイやスマホはどうしたんだろうか。
ツイッターとやらで、目の前の駅の行列ぶりを呟けば、後から行列に並ぶ人々も、他所へ行くか出勤を控えたかもしれないのにね。
会社側も、午前中の会議は中止とか、年次休暇の消化を勧めるとか、黙ってないでもっと情報を流せばいい。情報化社会はどこのことだぇ?



そうだ! これを代行するニュービジネスを立ちあげられるかも。う~む。
利に敏いソフトバンクの孫社長、新会社起こしませんかぁ? 
.......... 回答なし。多分ソンなんだろうな。ふんっ。

高麗の里の初雪はべた雪だった。短時間で意外に積り、昼間は雨になったが厳しい寒さのため、殆ど融けなかった。
雨のあと、じじぃは老骨に鞭打ち除雪作業に励んだ。正直、じじぃは辛いよ。
で、雪掻きを代行してくれる若いじぃさん、いませんかぁ? 昼飯くらいはご馳走するからさぁ。
首都圏の交通大混乱より、こっちの方が大問題だ。

  

数年前まではいい歳をして、雪が積もると嬉しくてわくわくしたものだ。
ところが後期高齢者に分類されてから、雪が嫌いになったんですわ。恥かきは平気になったのに、雪掻きは辛くてね。
次は土曜日がまた雪とか。そう言う気象予報士が嬉しそうだ。

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寒くて あくび

2016-01-13 | 林住期

   

朝、布団から出る前に、国営放送でお天気を確かめることにしている。
今朝の渡辺蘭さんは着ぶくれてたくせに、寒さに身悶えしていた。
早朝の東京は小雪が舞ったらしい。

布団から這い出ても特にすることがないのでこのまま寝ててもいい。
だけどそのまま永眠しそうなので、起きることにした。

日経平均株価と同様に、林住記は年明けからアクセス数と閲覧数が下がり続けてるのね。
日本のファンダメンタルズは悪くねぇんだから騒ぐなと麻生太郎さんは宣う。
森生のファンダメンタルズはスカスカ。お国と同じ。

ここらで一発、目が覚めるような記事をと焦るばかりで,ダメなものはダメ。

犬だって歩けば棒に当たる。
身繕いをし、ご町内をうろつくこうとしても、この酷い寒さじゃなぁ.......。

SMAPが解散だって? いいんじゃないの。
DAIGOって誰だ? 北川景子? ふ~ん、どうでもいいや。
デヴィッド・ボウィ? 何だい、あんなゲテモノがそんなにいいのかねぇ


みんな、本当は喜んでる。
みんなをに謝ることはないんだよ、ベッキーちゃん。

片桐はいり婆さんはガンバリ過ぎだった。
あの役は樹木希林さんだった。

などと穴倉に閉じ篭ったまま、ひねもすぐずぐず冬の熊。
クマったもんです。

今日もこんな退屈な記事で、すみませんねぇ。

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当分冬眠中

2016-01-04 | 林住期

三が日は何もなかった。
今日も何も起きなかった。
結構なことである。だって、これから何か起きたら、お手上げだもんね。

今年は1憶総活躍だそうだ。
残る2700万人の一人であるじじぃは、当分の間、冬眠中であります。
いや、ずーっと、かな?

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見る 聞く 言う

2016-01-01 | 林住期

     

あけまして、おめでとうございます。

今年は、来たばかりなのに「サル」なんて、ヘンな年ですね。
あ、そうか、「モノ申す」の「申」か。

猿と言えば、見ざる・聞かざる・言わざる。そして、由らしむべし、知らしむべからず。

じじぃは猿ではないし、ますます怖いものが無くなって、大いに言ってしまおうと思ってますが.......。
困ったことに、どうも近頃、「言う」の前提になる「見る」と「聞く」とが億劫になってきたのね。

シャモじぃから、高麗神社の初詣に誘われたけど、今更出世祈願でもなく、お断わりして家籠り。
厚ぼったい朝日新聞は、直ちに資源ごみに分類し、TVのバカ騒ぎにうんざり。
そこで、きょうも詰まらない記事を書き上げました。

今年は、明日から365日も残ってる。なにか面白そうなこと、ありませんかぁー。

2015


行く年も 来る年も

2015-12-31 | 林住期

今年も、残るはあと僅かな時間になった。
国営放送が、躍起になって宣伝している紅白なんかは見ない。
取りこんだままになっている映画かブラ・タモリを見てみようかと思っている。

今年もなぁ~んにもなかった。
ただ下り坂を、とぼとぼと下りて行くじじぃが一人、いただけだった。
いや、たった一つ、小学校の同窓会がおよそ70年振りにあったことかなぁ。あれは愉快な宴だった。

やり残しておいた窓硝子拭きは、寒いので止めた。
最後の道路掃除は、北風が新しい枯葉を次々に運んで来るので、これも止めた。
蕎麦は買い忘れたので、年越し饂飩でいいや。
約束のおせちは、横浜からまだ届かない。

林住記に載せる年賀のご挨拶は、元旦に作るのが正しいはずだ。
また巡って来る年に、何かびっくりポンな出来事を、期待しないでもない。

 

林住記を大晦日まで読んで下さった皆さま。本当にありがとうございました。
どうぞ、良いあしたを。

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よろめく

2015-12-30 | 林住期

きのう飯能駅のエスカレーターに乗った。

上ってゆく途中で、何でか分からないけど、よろけてしまった。
後ろの人から「危ないっ」と言われたが、なぁに大丈夫。咄嗟にベルトを掴み、事なきを得た。
やはりエスカレーターには乗り慣れてないといけないな、と負け惜しみ。

    

駅ビルで、偶然遇った友達と、スタバで長話。
いえ、体調不良自慢のようなもので、他人様にご報告できるようなまともな話じゃありませんよ。

長話も尽き、椅子から立ち上がろうとして、またよろけてしまった。
紙コップは4歳若い友だちが片付けてくれて、ありがとうね。

やれやれ、ご婦人によろめくなら、猿年は希望が持てる。初詣の梯子をしてもいい。
だがこれは、そろそろこっちへ来る準備をしなさいよ、という神さま仏さまからの合図なのでありましょう。
いやはや、困ったお招きですな。

帰りはバスにした。

団地のてっぺんでバスを降り、下り坂を歩いて帰るのが普段のきまり。
でも、うっかり下車ボタンを押し忘れ、いつもの停留所はあらら~っと通過だわ。
買い込んだ食品をぶら下げ、肩を落とし、団地を横切る羽目に。

暖冬暖冬と言うけれど、ここ数日の寒さは厳しいね。
団地は既に黄昏だった。

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