
小学校の同窓会に続き、会社の同期会が開かれた。
同期40数人中、参加者は10人余り。連絡がつかない仲間は数人。
亡くなった人は2割を超えているはずだ。
電通・鬼の10則のような締め付けはなかったけど、仕事はきつかったからね。
集まった友達は、元気そうに見えても、口々に、
診察券だけが増えてねぇ.......。
皺も白髪も増えた。
いちばん若くても80の大台間近だから当たり前だ。
なんとなく近くの席の2~3人が固まり、話が弾んだ。
全員参加の会話では、大声になり咳込むからね。
話題はどうしても「あの時はね」とか、「あれは今はね」とか。
身の回りのことが多く、円高株安など面倒臭い話はなし。
全員が一致した話題は、次回の幹事役を誰に頼むか、だった。
毎回、11月の同じ曜日、同じ場所、同じ時間、同じ会費・同じ案内状だ。
準備はそれほど難しいことではない。
実際、何年か前の幹事君は同期会を忘れていて、直前に動き始めたものである。
だから誰がやっても問題はないはずだが、みんな首を竦めてしまった。
その理由はあと1年間、元気でいられるだろうか、という心配である。
結局、幹事役は今回初参加おじじと、検診漬け常連おじじに決まった。
これで来年、欠席するわけにはゆかなくなったよね。
役割があれば元気にしていられるよ。
などと励ましたけれど、鬼が笑ってるでしょうなぁ........。
西武電車・高田馬場駅前のロシアレストラン。
分量は少なめですが、口によく合った。
早くも新幹事は、来年の予約。
161110