林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

病院巡り

2016-12-15 | 林住期



寒い。床から冷気が這い上がってくる。
暖房の設定温度を上げれば問題は解消するのだが、それでは電気代が嵩むのである。

かといって灯油ストーブに替えるのは、最近のふらつきとよろめきを考えると、危なっかしい。
結局、こういう日は病院巡りがいちばん、ということになった。
さしあたっての行き先は内科医院と皮膚科医院にした。

馴染みの内科医院では、血圧・心臓・鼻炎の薬をビニ袋にいっぱい出してくれ、年末年始は安心だ、と豊かな気分になった。
その反面、これだけ飲めば身体が壊れるわけだわぃ、と恐ろしくもなった。

皮膚科医院では一つ勉強をした。
顔面に増えてきた疣は疣だけではなく、皮脂腺肥大症が混じり、これは老人に特有の症状だそうだ。
疣も皮脂腺肥大症も命に関係はない。ただ、後者は液体窒素でも削除できないとか。

やれやれ困ったものだ。後期高齢者のおじいさんだって、顔はイノチなのだ。

両医院とも待合室の暖房はぽかぽかと暖かく、長時間待たされてうつらうつら。
気持ちのいい一日を過ごせた。

今年中に、眼科と歯科にも行かなくてはならない状況だ。
いやいや、この寒さで切羽詰まってきたのは、恥ずかしながら泌尿器科のほうである。

後期高齢者のおじぃさんだって、師走は忙しいのだ。

161215



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