飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

論語に学ぶ

2022年01月17日 16時16分32秒 | 人生論
最近、心荒む事件が多い。
若くして目標を見失い、絶望する若者も多い。
なぜ、そんなことを考えるのか。
周りの大人が、もう少し生きることの意味や、本当に大切なものは何なのかを教える環境が必要だと思う。
「人間にとって本当に大切なっ子と、それは、何になるかではなくどう生きるかです。
 人に知られようとする前に、自分の人格を高めることを人生の目的とすべき。」

医者になる、政治家なる、教師になる、弁護士になる等、夢や希望を持つことはいいことだ。
しかし、それは手段であって目的ではない。
目標であって目的ではない。
どんな職業に着こうとも忘れてならないことがある。
それは、その仕事を通じて世のため、人のためになる仕事をするということである。
医者になったからと言って、人の役に立てるわけではない。
精進努力して、技術を身につけ人格を磨いて初めて人の役に立てる医者となる。
たとえ医者になれなくても、人の役に立てる方法は無限にある。
そのことをきちんと意識する必要がある。

「道に志し、徳に據り、仁に依李、芸に遊ぶ」
道に志し、徳を高め、仁にとどまり、時に遊ぶ。

あたたかく正義感の強い教育を今一度考えるべきだと思う。

Saitani
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