飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

土に植えてこそ種

2006年12月31日 00時10分07秒 | 授業論
あと数時間で2006年も終わろうとしている。
この1年を振り返ると、本当に時間が過ぎるのは速いものだとつくづく思う。
自分の歩みは遅々たるものであっても確かな足跡を残すことが出来ただろうか。
精一杯の努力はしただろうか。
確信はない。
しかし、そのときどきベストは尽くしてきたつもりだ。

将来何かが変わる。
自分は成長できる。
自分が教えてきたことは正しい。
自分の実践は子どもたちのためになった。
そんなことは誰にもわからないし、また、そんな風に考えて教育を行ったら道をあやまるような気がする。

教育という営みにはやはり謙虚さと怖れが必要なのだと思う。
自分はこれからも謙虚に学び続ける教師でありたいと思う。
日々の実践にベストを尽くして。

収穫には立ち会えないかもしれないが できるだけ多くの種を蒔こう

花が散ってしまうことよりも もしももっと哀しいことがあるとしたら
それはタネがタネのまま土に植えてもらえないことだ

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それでは、みなさん良いお年をお迎えください。

saitani

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