飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

一つのテーマ

2006年12月23日 22時52分09秒 | 授業論
平成18年、2006年もあと7日を残すだけとなった。
担任の時にいつもしていたことがある。
へんなこだわりだが、どんなことをしながら年越しをするかということだ。
そのことが次の年の自分自身の姿勢の象徴のように思えるからだ。
担任のときにしていたことは、新年第一号の学級通信を書くと言うことだった。
そして、そこに自分の目標や願いを書く。
もちろん仕事のことも書くが、仕事以外の目標も決める。
教師という仕事は、教育以外のことも知らなければいけないし、人間が人間を教えるという神にも似た崇高な行為をするならば当然のことだろう。
ある若い先生に、どんな本を読んでいるかと聞かれたことがある。

自分はもちろんまず教育書のコーナーに行く。
そのあとビジネス書、歴史書、スポーツ、児童書とまわる。
「なんでビジネス書のコーナーに行くんですか。」
と聞かれた。
教師という仕事に対する認識のずれを感じた。
私は理由を説明したが、十分に理解してもらえなかったことが表情からうかがえた。

来年はどんな目標をもって教育を続けていくかを今考えている。

三十歳のときから続けているのは、仕事以外の分野で、一つのテーマについて1年間しっかり勉強すること。
毎年、年末に「来年は何を勉強するか」を決め、それを必ず年賀状に書いて宣言するんだ。 大前研一

saitani

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